内容説明
国・自治体予算の決まり方と使われ方。暮らしを左右する財政の基礎知識から直面している問題の本質まで。
目次
1 財政は何のためにあるのか―遠い存在に思えた財政が身近に感じてきた
2 国家財政の使い道―政府の予算はどこでどう使われるのか
3 国家財政の資金繰り―政府の予算はどこから調達してくるのか
4 税制の特徴と実態―われわれの税金の取られ方と使われ方
5 地方財政の変化と期待―地方の時代に財政面で“自治”できるか
6 期待される財政改革と課題―国家経済・国民生活を左右する財政の行く末は…
7 財政事情の様々なとらえ方―現在と将来、中央と地方の姿を各種指標で見る
著者等紹介
浅羽隆史[アサバタカシ]
1965年東京都生まれ。中央大学大学院経済学研究科修了。1990年富士総合研究所に入社。特別研究グループ(財政担当)、財政・税制浅羽クラスター主宰などを経て、現在調査研究部財政・税制統括。専門は財政学、公共経済学。財政制度が各経済主体の行動にどのような影響を与えているかといったことや、財政や税制が世代間の負担や受益の構造にどのような変化を及ぼしているかなど研究テーマは多岐にわたる。財政分野のほか、理論経済学の分野でもカレツキ理論の研究を行っている。主な著書に『日本経済 改革の戦略』(共著、東洋経済新報社)、『恐くない少子・高齢社会』(共著、読売新聞社)、『2001年日本経済の進路』(共著、中央公論新社)、訳書に『市場と計画の社会システム』(共訳、日本経済評論社)などがある
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