内容説明
病気の正しい知識、適切な治療と運動で健康な人と変わらない生活が可能です。治療は主治医、患者、家族三者の共同作業、公的援助も最大限に活用して、上手に病気とつき合いましょう。
目次
1 症状(知る―正確な診断が大切です;看る―できるだけ早く病院に行きましょう)
2 初期の症状(生活機能障害度1、ヤール1~2度)(知る―きちんと服薬すれば、日常で困ることはあまりありません;看る―手伝いすぎてはいけません;得る―早め早めの準備が大切です)
3 家族の助けが必要に(生活機能障害度2、ヤール3~4度)(知る―内服の調整とリハビリテーションの重要性が高まってきます;看る―半分は本人、半分は手伝う気持ちで;得る―暮らしやすい環境を整えるために)
4 介護が必要に(生活機能障害度3、ヤール5度)(知る―合併症に気をつけましょう;看る―家族の負担がもっとも大きくなります;得る―家族だけで抱えこむのは避けましょう)
5 在宅介護が困難に(知る―医療的な処置が必要になったら;看る―病院・施設で家族にできること;得る―受け入れ先が限られているのが現実です)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちぃ
3
図書館で借りた本。最後まで読めなかった。2013/05/22
ゆとり
1
症状の度合いごとに、基礎知識、家族のサポート、利用できる制度や施設の説明があり、わかりやすかった。 料理教室をしながら介護をしている方のエピソードは感動した。2018/04/06
mana
1
メモです。 薬の吸収に胃酸の分泌量が関係。かんきつ類の接種で薬の吸収アップ。 便秘には、りんご、キウイ、昆布等水溶性の食物繊維がよい。食後2杯のお茶も。ごぼう、さつまいもは腸閉塞のおそれ。 寿命が短くなる病気ではない。2014/11/22
Akiko Shimizu
1
家族がパーキンソン病なので、勉強したくて読みました。病気のメカニズムから介護の仕方までわかりやすくまとまっていて、とてもいい本だと思います。2013/10/30
YnariY
0
タイトル見るとビックリするかもしれませんが・・。 家族が、パーキンソン病になったわけではありません。 仕事上で必要なため読んでみました。 とってもわかりやすい。参考になりました! ただ・・、併発疾患が多い病気のようなので、 この内容が実生活に必要にならないことを強く望みます。2008/03/24