内容説明
本書は、経営環境の急激な変化とともに変わる「社長の理念、ビジョン」、それをどうやって人事戦略、人材マネジメントに落としこんでいくかを中心に著者の考えをまとめたものである。単なる人事・給与制度の実務書ではない。そのために、人事・給与制度とは直接的には関係はないが、FFS理論について巻末で紹介している。「社長の理念、ビジョン」を実現するために社員一人ひとりの個性に焦点をあて、組識能力を最大限に高める発想で組織編成しようとする考え方である。人事・給与制度とその目的とするところはまったく同じだと考えられるからである。
目次
第1章 社長が押さえるべき人事・給与制度の勘所
第2章 人事・給与制度改革の方向を決める
第3章 人事・給与制度の基盤をかためる
第4章 人事考課制度を整備する
第5章 給与制度を整備する
第6章 成果主義給与を設計する
第7章 人事考課と目標面接を実施する
第8章 退職金制度を見直す