内容説明
貧しい東北、それが、かつては黄金と米と馬で西日本をはるかにしのぐ富を持っていた。その富があるために、西からの絶え間ない侵略にあい、その富を収奪され続けてきた。この間の経緯について、歴史は沈黙したままであり、誰もそれを知ろうとはしない。(中略)ここに世界に通じる日本の正しい史観を構築するために、東日本からの歴史観、明治維新史を提起する。
目次
第1章 古代からのメッセージ
第2章 世界に轟いていた東の富
第3章 絶え間ない西からの侵略
第4章 江戸の平和と繁栄の源泉
第5章 改革の思想と文化の系譜
第6章 究極の悲劇・戊辰戦争
第7章 反骨と再起と近代化
第8章 「東の誇り」と未来