出版社内容情報
「未来貢献型人材」とは、VUCAという時代背景の中でも、サステナブルにパーパス経営の実現に寄与しうる人材。会社が目指す未来に共感し、時代の変化に対応した新事業を起こしたり、新製品を生み出したり、これらに積極的に関わることができる人材。社長と同じ方向性の視野・視座・視点をもって、与えられた役割の中で、社長の意思決定を補佐できる人材です。つまり、未来貢献型人材の育成こそが、会社の安定的で継続的な成長のための、最大の武器になるのです。「そんな人材はそうそういない」と思った社長、そんなことはありません。御社にもいるはず。ただ、能力開発をされていないし、未来貢献への取り組みを評価する仕組みもないので気づかないだけです。社長は事業戦略や事業計画には強くコミットしているでしょう。でも、そもそも事業は人が創るものです。緻密な事業計画を策定したにもかかわらず、それを達成できないのは、計画をやり遂げる人材が不足しているから。 誰もが未来貢献型人材になり得る素養をもっています。それを開花させられるかどうかは、会社の仕組みの問題であり、社長自身の社員、人材へのコミットメントの問題です。本書は、中小企業が未来貢献型人材を採用し、育成し、会社の未来に貢献してもらうための会社としての取り組みや仕組みの作り方について解説します。
内容説明
採用から育成・定着・評価まで。会社は人材投資で9割変わる!
目次
第1章 人材にまつわる経営環境は激変している(中小企業こそ取り組むべき「人的資本経営」;VUCAの時代に求められる人材像;「生産年齢人口の減少」が採用戦略の転換を余儀なくする「MVV」から若い世代ほどこだわる「パーパス」経営へ;1990年以降生まれのミレニアル世代・Z世代が人材の要)
第2章 これから求められる「未来貢献型人材」とは?(「未来貢献型人材」とはどんな人材か?;未来貢献型人材に求められるマインドセット)
第3章 「未来貢献型人材」を育成する仕組みをつくる(社員の育成にかかせない「考え方×熱意×能力」;社長、事業計画より採用計画を優先してください;社長、積極的に採用活動に関わってください ほか)
著者等紹介
岡田烈司[オカダアツシ]
特定社会保険労務士、みらいコンサルティング株式会社代表取締役。大学卒業後、社会保険労務士法人勤務を経て、2004年みらいコンサルティンググループ(当時:中央青山PwCコンサルティング株式会社)に入社。2006年から、グループ法人である社会保険労務士法人みらいコンサルティングの代表社員を務める。IPOのための労務コンプライアンス体制の整備や、中堅・中小企業を中心としたバックオフィス改革コンサルティングを得意とする。指摘するだけのコンサルティングではなく、お客様の状況に応じた最適解を発見し、その「実現支援」のコンサルティングをモットーとしている
藤崎和彦[フジサキカズヒコ]
社会保険労務士、人事コンサルタント。中堅・中小企業を中心に給与・評価制度など、人事制度の設計から労働時間管理・人事諸規程の整備、労務制度の構築まで、人事労務全般のコンサルティング業務に従事する。お客様に寄り添った丁寧かつきめ細やかなコンサルティングには定評がある。2019年に人事評価システム「MIRAIC(ミライク)」を上市。株式会社みらいの人事の代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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