内容説明
授業が、教師の力量にかかっているのはいうまでもない。一歩国外に出れば“KENKYUJYUGYOU”がキーワードになり、日本の授業・教師に学ぼうという動きが活発化している。めまぐるしく施策の変更がなされるわが国の教育界にあってでこそ、自分の教育実践をリフレクトできる教師、実践と理論をつなげる研究する力を備えた教師の養成が待たれている。本書は、教職を目指す人たちに、教育現場の実践知のみに偏らない基礎的な学問研究の夢をつないでいきたいという願いをこめ、教育心理学のエッセンスを教室の授業に結びつくようなかたちで提供する。研究報告や卒論を書くためにも有用である。
目次
教える/学ぶ
児童期を理解する
青年期を理解する
一人一人を理解する
やる気を高める
子どもはいかに学ぶか
授業を計画する
授業を行う
仲間を育てる
問題行動と障害を理解する
問題行動と障害を援助する
教育活動を評価する
教育心理学を研究する
著者等紹介
河野義章[コウノヨシアキ]
1943年東京に生まれる。東京学芸大学大学院修士課程修了。東京学芸大学教育学部教授。博士(心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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