メールカウンセリング―その理論・技法の習得と実際

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761008338
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

内容説明

メールカウンセリングでは、クライエント理解を深めようと模索し、返信の言葉にカウンセラーの思いをこめようと奮闘する。それだけにメールカウンセラーには、臨床心理やメンタルヘルスについての深い知識と経験が求められる。対面とは異なりメールカウンセリングは、たんに受容と共感だけでは成り立たない。クライエントの苦しい症状、辛さのツボを理解した上での必要な情報提供や助言が求められる。そしてこれらは、良いスーパーバイザーと出会うことと多くの事例検討会に参加することによって培われる。本書はその具体的な理論と実際についてアプローチしていく。

目次

電子メールに綴られるこころの世界
メールカウンセリングとは何か
メールカウンセリングを理解するために
メールカウンセリングの理論
メールカウンセリングのすすめ方
メールカウンセリングの効果的な方法
メールによる心理教育
メールカウンセリングと職場のメンタルヘルス
メールカウンセリングの学び方と事例
メールカウンセリングの実際

著者等紹介

武藤清栄[ムトウセイエイ]
1976年国立公衆衛生院衛生教育学科卒業(Diploma in Public Health)。同院衛生人口学部専攻生修了を経て、臨床心理士。東京メンタルヘルス・アカデミー所長、関東心理相談員会会長、日本精神保健社会学会副会長、日本産業カウンセリング学会理事、日本産業ストレス学会評議委員、日本オンラインカウンセリング協会理事長、厚生労働省メンタルヘルス対策支援事業部会委員などの要職を勤める

渋谷英雄[シブタニヒデオ]
1997年東洋大学大学院文学研究科修士課程修了。東京大学大学院教育学研究科研究生を経て、臨床心理士。トラウマセラピー、不安対処セラピーなどのカウンセリング活動を行っている。日本オンラインカウンセリング協会理事、東京メンタルヘルス・アカデミーカウンセラー、フリースクールまいまい理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぬっち

1
事例がたくさんあり参考になった。見立てが具体的で良かった。2023/07/06

だきょう

0
自分はカウンセラーではないので、実生活に活かすレベルに自分でおろしてくる必要があった。 対面でのコミュニケーションとメール等のやりとりの両方を機能させれば、人間関係をより深化させることができると感じた。 人の相談に乗るような立場の方(就職活動生や部下のメンタルケア)にはもってこいなのではないだろうか。2013/05/15

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