内容説明
森田療法は、神経症克服のための技法として、わが国独自に発展をとげた精神療法であり、苦悩や不安をあるがままに引き受けることによって自己実現を果たそうとするものである。本書は、著者自身の森田療法体験と教育学的観点を軸に、各主題において、森田療法から学ぶべき考え方と生活法が簡潔にかつ滋味豊かに述べられている。
目次
第1章 神経質の症状とはどのようなものか
第2章 森田正馬の歩み
第3章 森田療法の理論
第4章 森田療法の体験
第5章 神経質の症状を克服する要点
第6章 神経質の性格を活かす
第7章 森田療法における教育観
著者等紹介
豊泉清浩[トヨイズミセイコウ]
1957年生まれ。中央大学文学部卒業、青山学院大学大学院文学研究科教育学専攻博士後期課程満期退学、浦和大学短期大学部教授を経て、群馬大学教育学部教授、博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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