内容説明
障害がある子どもの教育的統合をすすめる気運が高まっている今日、わが国においては、特殊教育から特別支援教育への転換が図られている。このような時代にあって、個別の指導・支援に焦点を当てた入門書として編集されたのが本書である。アセスメントと評価、具体的な目標の設定と個別指導計画の作成、各領域における指導支援の方法の解説を中心に据え、個別支援教育に必要な知識を加えた構成からなっており、特別支援教育で求められる教員の資質を明確にする。さらに学校、地域の福祉や医療機関、家庭、地域住民等のコラボレーション的機能を発揮できるネットワーク構築について言及していく。障害児の教育や福祉に携わろうとする若い人たちが、特別支援教育について学ぶための基本書。
目次
1 特殊教育から特別支援教育へ(特殊教育から特別支援教育へ;障害児教育の制度)
2 特別支援教育における指導(個別指導計画の作成;アセスメントと評価;身辺処理スキルの指導;非言語的コミュニケーションの促進;機能的コミュニケーションスキル ほか)
3 福祉との連携(早期発見と支援;家庭と地域生活)
著者等紹介
氏森英亞[ウジモリヒデツグ]
1968年東京教育大学大学院博士課程中途退学(教育心理学専攻)。目白大学人間社会学部教授、東京学芸大学名誉教授。教育学博士
宮崎眞[ミヤザキマコト]
1980年東京学芸大学大学院修士課程修了(障害児)。岩手大学教育学部助教授。専門行動療法士・臨床発達心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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