内容説明
今日、世界全体をながめる時、人口増加と食糧不足、資源の枯渇と環境破壊、文明の衝突と民族紛争など、地球的規模で全人類が対処しなければならない問題が累積している。本書はこうした考えに立って、大学、短期大学における教育学受講者だけでなく、他分野で専門基礎として教育学を学ぶ者、さらに子どもの教育に関心のある父母など幅広い社会人にも役立つように編集されている。
目次
1章 教育の基本的性格
2章 教育の歴史と思想
3章 公教育の制度と教育行政のしくみ
4章 教育課程と教育方法
5章 乳幼児期の家庭教育
6章 子どもの発達にかかわる諸理論
7章 子どもの問題とカウンセリング
8章 生涯学習による教育の再構築
9章 新しい社会と教育の課題
終章 学校の変革と教師の役割
著者等紹介
河村正彦[カワムラマサヒコ]
近畿大学九州工学部基礎科学センター教授。広島大学大学院教育学研究科博士課程修了。九州大学教育学部附属比較教育文化研究施設を経て現職。比較教育学、教育行政学専攻
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