内容説明
本書は、はじめて心理学を学ぶ学生のための教科書として企画したものである。人間理解のしかたを、実験科学としての心理学の学習を通して深めると同時に、その知識を日常の生活や職場における人関関係、または教育や看護や福祉の援助活動などに積極的に生かせるように構成した。伝統的な心理学の内容を基礎に、身近な資料と事例を豊富に取り入れ、わかりやすくするよう配慮した。
目次
1章 心理学へのいざない
2章 ものの見方・捉え方―知覚・認知
3章 おぼえる・思い出す―記憶
4章 心の発達―発達
5章 行動が変わる―学習
6章 人が動く心理―欲求・動機づけ
7章 その人らしさ―性格・知能
8章 環境との調和―適応
9章 人と人・個人と社会と―社会的行動
10章 心の問題と解決法
著者等紹介
渡辺祥子[ワタナベサチコ]
1967年学習院大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業。1970年東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了(教育学修士)。東京学芸大学助教授を経て、現在、神奈川県立衛生短期大学教授。学習院大学非常勤講師・跡見学園女子大学短期大学部非常勤講師
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