内容説明
1988年に認定制度により「臨床心理士」が誕生して十余年が経過しましたが、今日、社会のあらゆる領域で「こころ」の専門家の要請は高まるばかりです。大学・短大はもとより、カルチャーセンターなどでの教養講座の中でも、臨床心理学やカウンセリングは受講生の人気講座となっているようです。本書は、医療現場で臨床心理士として「クライエントの利益を最優先目標」としている著者が、その仕事内容を、心理療法(カウンセリング)の基礎、臨床現場で出会う疾患、精神疾患の基礎知識に分けて概説し、著者の体験をとおした仕事の実際を「予診」「不登校」「ターミナルケア」「せん妄」の事例により紹介していきます。
目次
臨床心理士とは
精神疾患の基礎知識
仕事の実際(予診;不登校;ターミナルケア;せん妄)
著者等紹介
町田いづみ[マチダイズミ]
1960年生まれ。1988年横浜国立大学大学院修士課程修了。臨床心理士。現在、埼玉県済生会栗橋病院勤務。専門領域は臨床心理学。一般医療の中での心理士としての役割を模索中
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