内容説明
現代社会の仕組みを解き明かすには、あらたなメソッド、すなわち仮説をたて、みずからデータをあつめ、そこから理論を組み立てていく方法論がもとめられている。本書は、社会学をはじめ、社会心理学、マス・コミュニケーションなど行動科学系の学生および社会人のために、わかりやすく解説された、新しいスタイルの社会調査のテキスト・基本書である。
目次
第1章 仮説と推論
第2章 サンプリングと標準化調査
第3章 信頼性と妥当性
第4章 統計パッケージと多変量解析
第5章 エスノメソドロジーという技法
第6章 マス・コミュニケーションの内容分析
第7章 行動科学と実験
第8章 生活史の方法論
第9章 歴史社会学と資料分析
第10章 ジェンダーと調査のバイアス