内容説明
台湾を愛する15人が、旅の記憶を辿る。台湾と日本のカルチャーを発信する「初耳/hatsumimi」による、ローカルガイドも収録!
目次
我が心の鹹豆漿―大王を求めて(タナダユキ)
超私的台北ストーリー(夏目知幸)
リズムが合うんです(武田砂鉄)
台灣琴魚紀行(青葉市子)
swim in the night(石田真澄)
台湾の“ゆるさと”探しの旅へ(田中佑典)
子連れで楽しむ台湾旅行(星野奈々子)
熱帯の「あ」(マヒトゥ・ザ・ピーポー)
人間回復(TaiTan)
いつか台湾で朝食を―取材舞台裏編(マキヒロチ)
憶測と妄想で歩く台湾(神谷圭介)
女4人ぶらり地獄旅行(犬山紙子)
ニューヨーク、台北、イエローのこと(小林エリカ)
いつも本屋にいる(内沼晋太郎)
また行きたいところ(やついいちろう)
『初耳/hatsumimi』的台湾ガイド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
R
27
様々な表現者が、自分とゆかりある台湾のことを語ったエッセー集のような台湾紹介本。音楽シーンなどに詳しくないので知らないことが多かったわけだが、日本と台湾のインディーズ界隈で繋がっている部分もあるようで、そうした交流や、旅先の一つとして楽しいという台湾をそれぞれの思い出とともに語っている。みんな現地の友達がいて、その人に連れて行ってもらうというお店が大層美味しそうで、羨ましいなと思いつつ読んだのであった。やっぱり食べ物の思い出が多いというのがよい。2024/03/02
入道雲
7
まだ行った事が無い、台湾。 大陸が変なことをしないうちに行かなくては。2024/01/18
もけうに
4
単純な旅行記とはまた違う旅情が漂う。読んでいるだけで、台湾の空気感が伝わってくる。台湾飯は基本美味しそう。2025/03/26
Jessica
4
世の中、色々な愛の形はあるものの共通してるのは見返り求めなさかなと思うのです。 やはり対人だとどうしても反応を期待せざるを得ない、そうなると一切見返りを求めようのない物や概念を大切にするというのはなかなか純粋な感情だなと。 本作は作家、アーティスト陣による様々な表現方法によって台湾に対する愛を感じ、単なる旅行エッセイに留まらない、不思議と心が温かくなった良書でした。 台湾に訪れたのはもうしばらく前のことですが、いまだにあの暑さと匂い、色合いを鮮明に思い出します。 2024/07/09
猫のあしあと13番
1
年末に台湾に行くので。時々ある写真がかなり良いですね、読みながらよだれが出そうでした、待ってろ台湾〜!2023/11/07