内容説明
これからのわが国の福祉は、子どもから老人にわたるすべての住民の生活や環境を向上させるための、すべての人びとを対象に活動を考える時代に入ってきた。つまり、well‐beingを目指す時代なのである。そこで保健と福祉は、地域のなかで一緒になって、すべての人の健康と生活を守り、向上させる仕事をすることになるし、この場合、たんに仲良くやる、協力するというレベルを越えて、統合した活動とする必要がある。こうした考えと願いが、日本保健福祉学会が発足し、また本書が編まれた理由である。
目次
第1章 保健福祉サービスとは
第2章 生活のなかの保健福祉
第3章 児童の保健福祉
第4章 成人の保健福祉
第5章 高齢者の保健福祉
第6章 保健福祉諸サービス
第7章 保健福祉方法論
第8章 諸外国における保健福祉サービス