角川文庫<br> 菊乃、黄泉より参る!―よみがえり少女と天下の降魔師

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角川文庫
菊乃、黄泉より参る!―よみがえり少女と天下の降魔師

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041135983
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

時は5代将軍・徳川綱吉公亡きあとの江戸時代。
男勝りで正義感あふれる武家の女・菊乃(きくの) は、病によって享年28で世を去るも何も未練はなかった。
――はずだったのだがその15年後、7歳の姿で江戸の町に黄泉(よみ)がえってしまった!
年相応にすぐ腹が減り眠くなり、ふとしたことですぐゆるんでしまう涙腺とは裏腹に、体はなぜか身に覚えのない怪力と験力を宿していた。
菊乃はひょんなことから、天下の降魔師(ごうまし)を名乗る、整った顔だがどこか「騙り」めいたところのある破戒僧・鶴松(つるまつ)に出会いその力を見込まれ、
自身の成仏の方法を探してもらう代わりに、日本橋の薬種問屋に出るという獣の化け物退治を手伝うことに。
同時に、生前幼くして死に別れた息子・善太郎と再会するが、旗本の嫡男のはずの息子はなぜか浪人に身をやつしていて……?

こんなバディを待っていた!
ユニークな組合せと軽妙な会話が最高な2人組による、とことん痛快でほろりと泣かされるお江戸人情×怪異退治!
第8回 角川文庫キャラクター小説大賞〈大賞〉&〈読者賞〉ダブル受賞作。

内容説明

江戸時代。男勝りで正義感あふれる武家の女・菊乃は、28歳で世を去るも何も未練はなかった。―はずが15年後、なぜか7歳の姿で黄泉がえってしまった!年相応にすぐ腹が減り眠くなるのと裏腹に、怪力と験力を宿した体。天下の降魔師を名乗る整った顔の僧・鶴松にその力を見込まれた菊乃は、成仏する方法を探してもらう代わりに、日本橋に出る獣の化け物退治を手伝うが…。最高のバディが贈る、痛快で泣ける「情」の物語!第8回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”“読者賞”ダブル受賞作。

著者等紹介

翁まひろ[オキナマヒロ]
千葉県出身。中国雲南省での語学留学、NGOでの国際協力活動等を経て、現在は埋蔵文化財業務に従事。発掘作業員として働くかたわら、小説を執筆。2022年、「菊乃、黄泉より参る!」で第8回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”と“読者賞”をダブル受賞。受賞作を改稿・改題した本作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冬野

7
発売前にゲラを拝読。あらすじから想像していたよりずっと深くシリアスで、それでいて時代ものをあまり読まない自分でも読みやすい作品だった。生前の大人の記憶があるけど体は子供なのですぐ泣いちゃう菊乃が可愛いし、優しさを不器用で包んだような鶴松も愛おしい。過去の重みを抱えたまま前に進もうと奮闘する登場人物たちが好ましかった。ホラー要素もあり、呪術的な事柄もしっかりしている印象。犬が酷い目に遭うのがフィクションでも絶対に無理という方はご注意(救いはある)。書きぶりが達者な方なので続編や次回作にも期待。星:4.5/52023/04/21

万論

2
サクッと爽快。のりは「犬夜叉」。テンポ良く「母の情」から物語を紡ぐ。面白かったよ。良さを気に入ってくれる人が多くなって続くといいな。2023/05/21

ゆきんこ

2
二人の掛け合いのテンポが良いのと、シリアスになりすぎず、絶妙なところで張りつめていた空気がふっと抜ける、そのバランスが何とも良い。生類憐みの令がこういう形で物語に関わってくるとは…。御触れが無くなったとしても、その影響は人の心に根深く残ってしまうものなのだ、と。自分でも気づかないような薄暗い部分もあれば、真っ直ぐに誰かを思う直向きさも持ち合わせている、それが人なのかもしれないなぁ、とそう思わせてくれるのが、菊乃というキャラクターだと思う。2023/05/05

なにがし

2
まさに新感覚な歴史怪異もので最強かつ最高のコンビ登場!!イケメン破戒僧と元気ハツラツなお姫様(しかも黄泉がえった)の最強で非常に異色すぎるコラボレーション。歴史の授業で習っただけの『生類憐れみの令』の時代を読み進めるごとに菊乃の視線を通して垣間見ることができる。その場の雰囲気が手に取るように脳裏に浮かぶ。時代背景や言葉遣いは当時のものなのに難しいようで読みやすい。怒涛の展開続きで一体どうなるのだろうとハラハラしながら、見守ることとなる。母は強し。ところどころでほろりとさせられ、菊乃の強さに前向きになれた。2023/05/02

澄崎

1
読みやすくてテンポの良い2人の会話で一気読みの一冊でした。過去を見つめ、自分の弱さを認めながらも前を向く各キャラクター達を見ていて応援したくなります。物語の中で少しずつ信頼関係を築く菊乃と鶴松のコンビとても好きです。続きが出るといいな。2023/05/22

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