内容説明
本書は、人間形成という視点から、わが国の場合をはじめ、韓国、中国、タイ、アメリカなど、異文化における子どもたちのさまざまな生活と遊びの現状とその変遷の具体的な考察をとおして、人間にとって遊びとは何かをさぐろうとした共同研究の成果である。巻末には、主要人名・事項解説と参考図書一覧を載せ、読者の便をはかった。
目次
序章 遊びとは何か
1章 現代日本の子どものと遊び―人間形成の課題として
2章 韓国社会における遊び―子どもをとりまく環境
3章 中国の子どもと遊び―幼児期を中心に
第4章 タイ“子供の村学園”の遊び
5章 アメリカにおける遊びの変遷と教育
終章 子どもの遊びと人間形成