内容説明
えんそくの日、ぼくたちがおとずれたのは楽器はくぶつかんでした。世界中から集められためずらしい楽器を、先生といっしょにみてまわったのです。骨でつくった笛、大蛇のようなセルパン、ステッキ・ヴァイオリン、アルマジロのギター、とうめいにんげんがかなでるオーケストリオン…。エレキ・ギターにもさわってみました。音の振動がえがきだす砂のもようも見ました。よくさがしたら、君の家にも楽器がたくさんあるんだよ。
著者等紹介
ホイヤー,アンドレア[ホイヤー,アンドレア][Hoyer,Andrea]
1967年ベルリン生まれ。ベルリン酸住のイラストレーター。ベルリン芸術大学でグラフィックデザインを学ぶ。著書「In der Oper(邦題:ぼくとオペラハウス)」「In der Musikschule」の2冊がドイツ音楽出版賞を受賞(1999年)。3人の子供の育児真っ最中の母親でもある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
見返しには109の楽器(巻末に紹介あり)、さすがカワイ楽器さん!世界一古い、原始人が骨を削ってつくった小さな笛、「鳴り石」という石の塊など、古代から音楽は身近なものだったのが分かります。フルートを担当している娘は、「鼻で吹くフルートやってみたい!」と言ってました(笑)2020/09/01
遠い日
10
人類がどんなに昔から音とともに暮らしてきたかがうかがえる。楽器の発達の裏に、歴史が見える。いっしょに博物館を見学するネズミの一家の動きもついつい目がいってしまいます。2020/08/12
しろくま
4
ぼくが楽器博物館を訪れた設定。色々な楽器について学べます。イラストがかなり細かく豊富なのでじっくり見たくなります。とくに、金管楽器のページと音の振動を確かめられる部屋のページが興味深かったです。見返しのページには109個の楽器が描かれています。不思議なものもたくさん(^o^)2017/05/18
Jemima
3
物語というよりは、楽器について学べる絵本。沢山の楽器が紹介されていて絵だけでも結構楽しめる。2014/11/06
えんこ
3
てっきりベルギーの楽器博物館を舞台にしているのかと思って借りたら違ったみたい。でも基本的な楽器のこと、楽器の進化のようなものがみれてこれはこれで…絵の書き込みがすごいので、特に子どもはみていて面白いかも。2014/09/24
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