内容説明
縄文は世界遺産になる。ただ一人諦めなかった人。ミスター三内丸山遺跡、岡田康博さんが綴った50篇。
目次
第1章 世界遺産登録実現
第2章 原点は三内丸山遺跡
第3章 遺跡との出会い
第4章 世界の遺跡を訪ねる
第5章 中国東北部を掘る
第6章 遺跡を楽しむ
著者等紹介
岡田康博[オカダヤスヒロ]
1957年、弘前市生まれ。弘前大学教育学部卒業後の81年に青森県教育庁入り。県内の遺跡調査に従事し92年から三内丸山遺跡(青森市)の発掘調査責任者を務める。2002年に文化庁文化財調査官となり06年に県復帰。三内丸山遺跡対策室長、文化財保護課長、企画政策部理事、世界文化遺産登録推進室長、世界文化遺産登録専門監を歴任。22年4月から三内丸山遺跡センター所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
5
青森県の三内丸山遺跡を発掘した岡田さんの縄文本。三内丸山遺跡の発掘の様子や世界遺産登録への活動、そして岡田さんの縄文感が詰まっています。世界各地の遺跡への訪問記など。新聞連載の文章がもとなので読みやすいです。 2025/03/15
ぞだぐぁ
1
東奥日報の連載記事を加筆修正して纏めた本。 青森県の教育庁に入り、文化庁に出向して『北海道・北東北の縄文遺跡群』の世界遺産化に尽力した人の手記。 序盤に世界遺産登録に向けてどのようなことをやったのかとか遺跡についての話をやって半分くらい筆者の生い立ちから研究人生についてだった。2024/03/15
田中秀哉
0
縄文時代に興味があり手に取ったのですが、どちらかと云えば研究手記のような感じでした。2023/10/29