学齢期の理解と支援―特別ではない特別支援教育をめざして

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  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760894239
  • NDC分類 378
  • Cコード C3311

内容説明

いま最も注目を集めている特別支援教育の話題を中心に、通常学級での取り組み、学習支援、学校経営、対人関係支援、余暇支援、家庭支援などのあり方を徹底解説する。

目次

序章 子どもの育ち支援から学齢期の発達障害支援を考える
第1章 学校の中の「資源」を活用する
第2章 学童期の学習支援
第3章 学齢期の対人関係力を育てる
第4章 学齢期の生徒指導
第5章 教室で困っている子どもたちの現状と実践例
第6章 余暇活動の支援
第7章 家庭での支援
第8章 対談 米国の特別支援教育から学べること―日本の特別支援教育をどう構築するか
第9章 「特別な支援」を崩していく支援のあり方を求めて

著者等紹介

石井哲夫[イシイテツオ]
目白大学学術顧問。社団法人日本自閉症協会会長。東京大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業。高崎市立短期大学専任講師、日本社会事業短期大学専任講師、日本社会事業大学社会学部教授、日本社会事業大学社会事業研究所所長、白梅学園短期大学学長などを経て、現職。ほかに、社会福祉法人嬉泉常務理事、社会福祉法人日本保育協会理事、学校法人日本社会事業大学評議員、全国保育士養成協議会会長・現代保育所長などを務める。40年以上にわたり自閉症児者の療育に携わっている

安達潤[アダチジュン]
北海道教育大学旭川校特別支援教育分野教授。教育学修士。臨床心理士。北海道大学大学院教育学研究科博士後期課程を単位取得退学後、社会福祉法人旭川荘旭川荘療育センター児童院療育課に勤務(療育主任)。この間、1997年に社会福祉法人清水基金の海外研修助成を受け、カナダ・北米・スウェーデンの自閉症療育を学ぶ。2002年4月より北海道教育大学旭川校助教授。2008年4月より教授。広汎性発達障害を中心とする発達障害児者の地域支援に取り組み、旭川と札幌で北海道高機能広汎性発達障害児者の親の会(ドンマイの会)を立ち上げ、その運営を支援している。2003・2004年度日本自閉症協会高機能支援事業企画委員長、2003~2006年度日本自閉症協会PARS委員会委員。2004年度より日本自閉症協会研究部会員。2007年度より上川版個別の支援計画検討委員会委員長。2009年度より、日本小児精神神経学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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