自己心理学〈6〉社会心理学へのアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760894161
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3311

内容説明

自己の発生・生成過程における心理機構や対人行動への影響、社会的適応のメカニズムまで、近年のパラダイムシフトを踏まえて、社会心理学における自己研究の最新成果を紹介する。

目次

社会心理学が自己心理学に果たす役割と研究の展開
第1部 自己の社会性(羞恥心と他者存在;自尊感情における社会性、自尊感情形成に際しての基準―自己肯定感尺度の新たな可能性;潜在的自己意識の測定とその有効性;社会的アイデンティティ研究からみた自己の社会性)
第2部 自己と社会的行動(「自分探し」の背景―自己情報収集行動を生じさせる動機と収集手段;自己評価のメカニズム;社会的文脈における自己概念の変容と動機づけ;自己を封鎖させるマインド・コントロール)
第3部 自己と社会的適応(集団内逸脱者の排除現象と自己のあり方―黒い羊効果;対人関係における愛着・自己・適応;対人ネットワークとソーシャル・サポート;自己と社会的風潮・社会規範)

著者等紹介

下斗米淳[シモトマイアツシ]
1990年学習院大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得。博士(文学)。学習院大学・帝京大学助手、東京女子大学・福島大学非常勤講師を経て、専修大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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