内容説明
人はどのように関係を結ぶのか。子ども同士のやり取りの詳細な分析をとおして、からだとことばの呼応した動きの中から生じる繰り返しと揺れに人と人との関係の原型を見る。
目次
序章 場所における発達
1章 子どもの協同の過程―ルーティンとその元にある現実性をめぐって
2章 2歳児におけるルーティンの発生
3章 幼児同士の付き合いの成立過程の微視発生的検討
4章 幼児の積み木遊びにおける協同的関係
5章 子どもの協同性とは何か―問題解決のための協同
6章 身体知の獲得としての保育
終章 相互作用の自己生成理論を求めて