出版社内容情報
行政はどのような論理で大学入試政策を策定し,大学,高校の現場はそれをどう受け止めたのか。相互理解の道を探る試み。
目次より
序 章 大学入試改革の新たな地平を目指して
第1部 高大接続改革の残り火
第1章 大学入試改革の論理の外で起きること
――「キャリア・パスポート」と「JAPAN e-Portfolio」――
第2章 体験的大学入学共通テスト談義
――古典的テスト理論による「分析」――
第3章 大学入試改革元年の受験生たちとの「対話」
第2部 教育行政と教育現場との「対話」
第4章 大学入試のコンプライアンス
――COVID-19対応と未履修問題から見た行政と現場――
第5章 地方公立学校の現場から
第6章 入試をめぐる行政と現場との対話
――高校入試と大学入試を比較して――
第7章 討議――パネルディスカッション――
第8章 東京都立大学と東京都教育委員会による高大連携事業の共同推進
第3部 ケーススタディとしての「情報」
第9章 新学習指導要領の下での大学入試
――高校調査から見えてきた課題――
第10章 教科「情報」と大学入試
終 章 教育行政と教育現場の「対話」に向けて
内容説明
行政、大学、高校…大学入試は誰のため?行政はどのような論理で大学入試政策を策定し、大学、高校の現場はそれをどう受け止めたのか。相互理解の道を探る試み。
目次
序章 大学入試改革の新たな地平を目指して
第1部 高大接続改革の残り火(大学入試改革の論理の外で起きること―「キャリア・パスポート」と「JAPAN e‐Portfolio」;体験的大学入学共通テスト談義―古典的テスト理論による「分析」;大学入試改革元年の受験生たちとの対話)
第2部 教育行政と教育現場との「対話」(大学入試のコンプライアンス―COVID‐19対応と未履修問題から見た行政と現場;地方公立学校の現場から;入試をめぐる行政と現場との対話―高校入試と大学入試を比較して;討議―パネルディスカッション;東京都立大学と東京都教育委員会による高大連携事業の共同推進)
第3部 ケーススタディとしての「情報」(新学習指導要領の下での大学入試―高校調査から見えてきた課題;教科「情報」と大学入試)
終章 教育行政と教育現場の「対話」に向けて
著者等紹介
倉元直樹[クラモトナオキ]
東北大学高度教養教育・学生支援機構教授。東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻(教育情報科学専修)第1種博士課程単位取得満期退学。博士(教育学)。大学入試センター研究開発部助手を経て、1999年より東北大学アドミッションセンター助教授(組織改編により現所属)。東北大学大学院教育学研究科協力講座教員を兼務。専門は教育心理学(教育測定論、大学入試)。日本テスト学会理事。全国大学入学者選抜研究連絡協議会企画委員会委員
久保沙織[クボサオリ]
東北大学高度教養教育・学生支援機構准教授。早稲田大学大学院文学研究科人文科学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学教育・総合科学学術院助手、同大学グローバール・エデュケーションセンター助教、東京女子医科大学医学部助教を経て、2020年より現職。専門は心理統計学。日本教育心理学会機関誌「教育心理学研究」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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