いま求められる言語活動―読む力・書く力を重視して

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  • サイズ A5判/ページ数 166p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784760860012
  • NDC分類 370.5
  • Cコード C3337

出版社内容情報

読む・書くといった文字言語の活動の大切さを説く理論と、確かな学力の育成に向けた実践を紹介する。学習指導要領が目指す確かな学力を身につけるためには、<言葉の力>が必要不可欠である。しかし、言葉を使った活動をしていれば何でもよいという訳ではない。<言葉の力>以外にコミュニケーションを成立させる要素がほとんどない、読む・書くという文字言語の活動が格段に重要となる。読む力・書く力を3つの水準からとらえて理解する理論をはじめ、言語技術を中心とした教育実践などを紹介。<いじめ>や日系南米の子どもの現状など、今の教育を考える大事なテーマを扱った特別寄稿も充実。

3水準の「読む」「書く」力を 梶田叡一
言語技術を基盤に置いた小・中一貫学習指導 金澤孝夫
言葉の力を育む学習活動 渡部久美子
文学教材の論理的読解のために 伊?一夫
「書く」・「読む」の連動による「自分の言葉」の育成 阿部秀高
「言葉の力」を育てる授業づくり 加藤 明

古典と向き合う国語教育のために 湯峯 裕
言語論理教育から見た「言語活動」 井上尚美
「言葉の力」 鎌田首治朗

【特別寄稿】
「教師」を学び、「教師」を生きる 高木 章
「いじめ」を考える 蔵あすか
協同的な学び 杉田郁代
不況後の日系南米の子どもたちの現状 オチャンテ 村井 ロサ メルセデス

あとがき 梶田叡一

梶田 叡一[カジタエイイチ]
編集

人間教育研究協議会[ニンゲンキョウイクケンキュウキョウギカイ]
編集

内容説明

学習指導要領が目指す確かな学力を身につけるためには、“言葉の力”が必要不可欠である。しかし、言葉を使った活動をしていれば何でもよいという訳ではない。“言葉の力”以外にコミュニケーションを成立させる要素がほとんどない、読む・書くという文字言語の活動が格段に重要となる。読む力・書く力の3つの水準からとらえて理解する理論をはじめ、言語技術を中心とした教育実践などを紹介。“いじめ”や日系南米の子どもの現状など、今の教育を考える大事なテーマを扱った特別寄稿も充実。

目次

特集 いま求められる言語活動―読む力・書く力を重視して(3水準の「読む」「書く」力を―“言葉の力”を真に成育する言語活動のために;言語技術を基盤に置いた小・中一貫学習指導―その教育課程と授業設計;言葉の力を育む学習活動―言語技術科並びに言語技術を生かした他教科の実践;文学教材の論理的読解のために―「主題把握」とテキストの多様な情報を関連付けることを;「書く」・「読む」の連動による「自分の言葉」の育成;「言葉の力」を育てる授業づくり―基盤としての言葉の内実の耕しを忘れずに;古典と向き合う国語教育のために;言語論理教育から見た「言語活動」;「言葉の力」―タキソノミー、改訂タキソノミーとキー・コンピテンシー)
特別寄稿(「教師」を学び、「教師」を生きる;「いじめ」を考える―臨床心理士の立場から;協同的な学び―教科における生徒指導の実践;不況後の日系南米の子どもたちの現状―親を取り巻く環境から学校生活まで)

著者等紹介

梶田叡一[カジタエイイチ]
人間教育研究協議会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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