やわらかに生きる―論理療法と吃音に学ぶ

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784760836079
  • NDC分類 496.9
  • Cコード C3011

目次

1 論理療法の発想
2 論理療法の実践
3 対談 吃音と論理療法の活用
4 論理療法と吃音
5 大阪吃音教室の論理療法
特別寄稿 講演 どもり礼讃

著者等紹介

石隈利紀[イシクマトシノリ]
1950年、山口県生まれ。アラバマ大学大学院博士課程行動科学研究科修了。学校心理学でPh.D(博士号)取得。アルバート・エリスから論理療法のスーパーヴィジョンを受ける。カリフォルニア州の小学校のスクールサイコロジスト(インターン)、筑波大学学生相談室専任カウンセラーを経て、筑波大学大学院人間総合科学研究科教授。筑波大学心理・心身障害教育相談室相談員。30代、アメリカで心理学を学ぶ。40歳で帰国後、「援助者がそれぞれ最高の仕事をする」ことから「結果として子どもが得をするようなチーム援助」への移行を提唱する。一人ひとりの子どもへの援助サービスの理論と体系である学校心理学の研究会を創立し、現在日本学校心理学会理事長。教師、保護者、相談員、ボランティアらと、研修を続けている

伊藤伸二[イトウシンジ]
1944年、奈良県生まれ。明治大学文学部・政治経済学部卒業。大阪教育大学特殊教育特別専攻科修了。大阪教育大学専任講師(言語障害児教育)を経て、伊藤伸二ことばの相談室主宰。日本吃音臨床研究会会長。大阪教育大学非常勤講師。言語聴覚士養成の専門学校4校で吃音の講義を担当。小学2年生の秋から吃音に強い劣等感をもち、1965年に吃る人のセルフヘルプ・グループ、言友会を設立するまで吃音に深く悩む。現在は大阪スタタリングプロジェクトでセルフヘルプ・グループの活動を続けている。1986年に第一回吃音問題研究国際大会を大会会長として開催し、世界35カ国が参加する国際吃音者連盟の設立にかかわる。国際吃音者連盟の顧問理事。セルフヘルプ・グループ、論理療法、交流分析、アサーティブ・トレーニング、竹内敏晴からだとことばのレッスンなどを活用し、吃音と上手につき合うことを探る。吃音ワークショップ、吃音親子サマーキャンプ、臨床家のための吃音講習会などを開催している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

riviere(りびえーる)

19
物の受け取り方、考え方を柔軟に変えることで生きやすくなる論理療法の考え方。硬いイメージの論理療法を吃音という困難を通してイメージしやすく教えてくれている。吃音がないに越したことはないけれど、吃音があってもできることは沢山あるんだよね。最後に載っている2人の体験談が活き活きとしていて面白い。研修会課題本として読了。2019/03/22

newpapa

1
吃音に対する考え方の歪みを論理療法を使ってうまく修正する方法が書かれています。   私は論理療法だけの本も好きですが、やや理詰めで書かれて、俯瞰的に思考するタイプだと「細か!」と思うかもしれません。  しかしこの本は、吃音という具体的な例があるので、また読まれる方は吃音関係者だと思うので、すんなり事例がイメージできるのではないかと思います。2019/03/16

枕流だった人

0
印西市立図書館

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