目次
第1章 発達障害者の当事者活動・自助グループとは
第2章 自助グループの取り組みと課題
第3章 “座談会”自助グループに参加する側の声を聞く
第4章 発達障害者自助グループとのかかわりから考えること―専門職の立場から・当事者の立場から
第5章 支援者の立場から―発達障害者のグループをどう支えるか
第6章 発達障害者にとっての「グループ」とは
著者等紹介
東條吉邦[トウジョウヨシクニ]
茨城大学名誉教授。茨城大学教育学部特任教授。東京教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。博士(心理学)。国立特殊教育総合研究所研究員、同主任研究官、同分室長、茨城大学教育学部教授を経て、現職。放送大学客員教授、東京学芸大学、お茶の水女子大学、京都大学、東洋大学等の非常勤講師、日本臨床発達心理士会茨城支部長、日本自閉症スペクトラム学会常任理事・編集委員長、文部科学省大学設置・学校法人審議会専門委員、日本学術振興会科学研究費委員会専門委員等を歴任。専門は臨床発達心理学
藤野博[フジノヒロシ]
東京学芸大学大学院教育学研究科(教職大学院)教授。東北大学大学院教育学研究科博士前期課程修了。博士(教育学)。東北厚生年金病院言語・心理治療室言語聴覚士、川崎医科大学附属川崎病院耳鼻咽喉科聴能言語訓練室言語聴覚士、川崎医療福祉大学医療技術学部専任講師、東京学芸大学教育学部専任講師、同助教授(准教授)、同教授を経て、現職。専門はコミュニケーション障害学、臨床発達心理学
高森明[コウモリアキラ]
ASD当事者。1975年エープリルフール生まれ。幼少時より、水頭症、微細脳機能障害、学習障害などの可能性が指摘されていたが、未診断のまま大人になった。26歳の時にアスペルガー症候群と診断された前後から、様々な発達障害当事者活動・自助グループの活動に関わっていた。現在は活動の重心を社会学、歴史学研究に移しながら、発達障害当事者たちの行く末を見守っている。また、労働市場を漂流する中で障害者福祉、就労の分野で働く機会があり、障害者支援に関する情報収集も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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