出版社内容情報
マルトリートメント(不適切な養育)、養育里親、発達障害、認知症など、福祉分野で生きる個と家族を支える心理臨床を考える。マルトリートメント(不適切な養育)、養育里親、発達障害、依存症、認知症など、福祉分野で生きる個と家族を支える心理臨床を考える。
はしがき 布柴靖枝
? 福祉分野に生かす個と家族を支える実践
〔総論〕福祉における最近の動向
福祉における個と家族支援の今日的課題 畠中宗一
福祉制度・社会資源の活用とケースマネジメント(更生保護) 中川るみ
「2016年児童福祉法改正」と「児童の最善の利益」 新保幸男
〔各論〕こども・障害者・里親・高齢者・依存症・地域支援
マルトリートメントと子育て支援 平岡篤武
親の再婚・離婚を経験した子どもの家族の支援 野口康彦
改革の中にある社会的養育から里親支援を考える ?養育里親の実践から 坂口伊都
児童養護施設における心理職の役割と家族支援 ?子どもが育つ場での心理的援助 田附あえか・大塚 斉
「計画」と「実践」に対する3相システムの提案 ?精神疾患者への職リハ事例から 牧 裕夫
発達障害者とその家族への支援の現状と課題 森野百合子
アディクションのある人の家族の援助 森田展彰
認知症と家族支援 樫村正美
エンドオブライフ期における家族支援 三谷聖也
認知症ケアにおける支援者支援 小野寺敦志
臨床心理士と保健師との連携による地域・家族支援 ?A自治体における地域精神保健活動から 鈴木正貴
? 家族臨床心理学研究・実践の最前線
児童虐待(マルトリートメント)と脳科学 友田明美
新たな家族支援のかたち
?ヤングケアラーの実態と支援への展望 奥山滋樹
? 日本家族心理学会第34回年次大会
「家族のかたち――今、あらためてシステム論を考える」より
システム論を再考する 狐塚貴博・若島孔文・長谷川啓三
公認心理師と家族心理学 大熊保彦
変化のシステム論?いのち、愛、家族 長谷川啓三
日本家族心理学会[ニホンカゾクシンリガッカイ]
編集
目次
1 福祉分野に生かす個と家族を支える実践(総論 福祉における最近の動向(福祉における個と家族支援の今日的課題;福祉制度・社会資源の活用とケースマネジメント(更生保護) ほか)
各論 こども・障害者・里親・高齢者・依存症・地域支援(マルトリートメントと子育て支援;親の離婚・再婚を経験した子どもと家族の支援 ほか))
2 家族臨床心理学研究・実践の最前線(児童虐待(マルトリートメント)と脳科学
新たな家族支援のかたち―ヤングケアラーの実態と支援への展望)
3 日本家族心理学会第34回年次大会「家族のかたち―今、あらためてシステム論を考える」より(システム論を再考する;公認心理師と家族心理学)
資料 家族心理学関連文献一覧