日本の夫婦―パートナーとやっていく幸せと葛藤

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日本の夫婦―パートナーとやっていく幸せと葛藤

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784760830305
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C3011

出版社内容情報

日本の夫婦の統計データをあげて現状を解説するとともにカップルセラピーなど問題解決へ向けた対処も紹介する。結婚生活のなかで危機を乗り越え、互いの生き方を尊重しながら自己実現もできる関係を保つには、相手をどのように理解し、どのようにつきあっていけばよいのか。いい夫婦になりたいと願う方々に向けた心理学者・心理臨床の実践者からのメッセージ。

まえがき 柏木惠子

第1章 夫婦の幸福感 伊藤裕子
1 結婚のメリット・ディメリット
2 子育てと夫婦の幸せ
3 仕事が結婚生活に及ぼす影響
おわりに

第2章 夫婦間コミュニケーションとケアの授受 柏木惠子
はじめに
1 夫婦間コミュニケーション
2 夫と妻間のケアの授受

第3章 中年期の危機
     婚外交渉を中心に 布柴靖枝
1 中年期を生きることとは――中年期の発達課題
2 中年期の婚外交渉をどのようにとらえるか
3 婚外交渉を克服するために

第4章 高齢期の夫婦関係と幸福感 宇都宮博
はじめに
1 配偶者との多様な関係性――コミットメントの視点から
2 高齢期における配偶者との関係性とその関連要因
3 生涯にわたり紡がれる配偶者との関係性の歴史

第5章 三角関係の機能と病理 平木典子
はじめに
1 三角関係と三人組の違い
2 異なった主訴に見られる三角関係
おわりに

第6章 夫婦間葛藤をめぐる悪循環
     自己分化とジェンダーの観点から 野末武義
1 システムとしての夫婦
2 堅固な相補性をめぐる夫婦の葛藤――自己分化の観点から
3 カップル・セラピーからみたジェンダーをめぐる夫婦の葛藤――男らしさの問題をめぐって
4 夫・父親をどのように理解しかかわるのが効果的か
5 変化し続ける夫婦関係

第7章 離婚を選ぶ夫婦たち
     いかに危機を乗り越えられるか 藤田博康
はじめに
1 離婚に至る背景とその要因
2 離婚への分かれ道
3 「自己分化」という観点から
4 いかに危機を乗り越えられるか?

第8章 親としての夫婦
     夫婦関係が子どもの感情の育ちに与える影響 大河原美以
はじめに
1 3つの事例の概要
2 3事例をふり返って

第9章 生殖医療と夫婦 小泉智恵
1 生殖医療の広まり
2 生殖医療は夫婦関係に何をもたらすのか
3 非配偶者間生殖医療と家族

あとがき 平木典子

柏木 惠子[カシワギ ケイコ]
著・文・その他/編集

平木 典子[ヒラキ ノリコ]
著・文・その他/編集

内容説明

結婚生活のなかで危機を乗り越え、互いの生き方を尊重しつつ自己実現もできる関係を保つには、相手をどのように理解し、どのようにつきあっていけばよいのか。いい夫婦になりたいと願う方々に向けた心理学者・心理臨床の実践者からのメッセージ。

目次

第1章 夫婦の幸福感
第2章 夫婦間コミュニケーションとケアの授受
第3章 中年期の危機―婚外交渉を中心に
第4章 高齢期の夫婦関係と幸福感
第5章 三角関係の機能と病理
第6章 夫婦間葛藤をめぐる悪循環―自己分化とジェンダーの観点から
第7章 離婚を選ぶ夫婦たち―いかに危機を乗り越えられるか
第8章 親としての夫婦―夫婦関係が子どもの感情の育ちに与える影響
第9章 生殖医療と夫婦

著者等紹介

柏木惠子[カシワギケイコ]
東京女子大学名誉教授。1955年東京女子大学文理学部心理学科卒業。1960年東京大学大学院博士課程単位取得満期修了。教育学博士(東京大学)。東京女子大学教授、白百合女子大学大学院教授、文京学院大学教授を歴任。専門は発達心理学、家族心理学

平木典子[ヒラキノリコ]
統合的心理療法研究所(IPI)所長。1959年津田塾大学学芸学部英文学科卒業。1964年ミネソタ大学大学院修士課程修了。立教大学カウンセラー、日本女子大学教授、跡見学園女子大学教授、東京福祉大学大学院教授を歴任。専門は家族心理学、家族療法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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katoyann

25
家族心理学の研究者による夫婦についての共同研究。ケアの授受が「男女で著しく非対称的」(同書4頁)であるため、結婚生活に幸福や満足を感じる度合が男女で異なる。性別役割分業社会では女性にケアの役割が押し付けられるため、結婚生活に不満を覚える女性が多くなる。また男性は、経済的な自立能力を重視するあまり、ケアの与え手としての役割を疎かにする結果、妻の就業を妨げ、さらには家庭の中で暴君となり、やがて孤立していく。著者の1人である柏木惠子は、男性もケアを引き受けるべきとする。その通りだと思う。2022/01/06

さとう

2
序盤はフェミっぽすぎて辟易。どこかで見た話なのでざーっと読み。平木典子先生の三角関係の話と大河原美以先生のは面白かった。メモ→日本は妊娠、不妊についての知識が各国と比較して少ない。ボーエン自己分化。2022/03/29

yusatoh

1
第9章の生殖医療と夫婦 25歳くらいの健康な男女の自然妊娠確率は約25%。年齢とともに低下し、30代後半で約18%、40代前半で約5%。 体外受精すると約35%という数値は恥ずかしながら初めて知った。 あと、男は浮気するものって感じで書かれてるのがちょっと微妙に感じる。女もする。2022/12/17

Kazuo

1
夫婦の間にどんな課題があるとか、相補的であるがゆえに良かったり悪かったりするとか、循環的に相互に影響する関係であるとか、良好な関係を維持していくためのヒントが多々書かれている。2014/08/09

海戸 波斗

0
読まなきゃよかった研究本。著者の先生ごめんなさい。納得いかないのは、研究対象を見下してるでしょと感じる不快感な気持ち。生殖医療の発達により自分には関係ないと思っている男子を増長させませんか?真実告知は「あなたには、もう一人ママがいて・・・」だけじゃない!KEIOUの非配偶者間受精は?女性なのに研究は男性目線になっていると感じました。高学歴女子・・・の本を思い出しました。2015/01/27

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