出版社内容情報
大学生の読み書きの流暢さに関する検査(RaWF)と、学修上の支援ニーズを評価する尺度(RaWSN)の解説マニュアル。学修に困難を感じている大学生は少なくなく、その背景には読み書きの苦手さが関連している場合もある。本書では、大学生の読み書き困難と関連要因の理解から、アセスメントと支援の方法までを一冊で網羅する。付録として、RaWFとRaWSNの実施ツールをダウンロードして使用できる。
はじめに
第Ⅰ部 大学生の読み書き困難:アセスメントと支援
第1章 読み書き困難の理解と支援の概要
第2章 読み書き困難と関連要因の理解
第3章 読み書き困難のアセスメント
第4章 読み書き困難のある大学生への支援
第Ⅱ部 RaWF(読字・書字課題)・RaWSN(読み書き支援ニーズ尺度)マニュアル
第5章 RaWF(読字・書字課題)実施・採点マニュアル
第6章 RaWFの開発と信頼性・妥当性
第7章 RaWSN(読み書き支援ニーズ尺度)マニュアル
第8章 RaWSNの項目作成と信頼性・妥当性
資料
索引
おわりに
ダウンロード付録
RaWF
・音読課題:教示シート・例題シート・問題シート
・集計用紙
RaWSN
・読み上げ実施補助カード
・質問紙見本
目次
第1部 大学生の読み書き困難:アセスメントと支援(読み書き困難の理解と支援の概要;読み書き困難と関連要因の理解;読み書き困難のアセスメント;読み書き困難のある大学生への支援)
第2部 RaWF(読字・書字課題)・RaWSN(読み書き支援ニーズ尺度)マニュアル(RaWF(読字・書字課題)実施・採点マニュアル
RaWFの開発と信頼性・妥当性
RaWSN(読み書き支援ニーズ尺度)マニュアル
RaWSNの項目作成と信頼性・妥当性)
著者等紹介
高橋知音[タカハシトモネ]
信州大学学術研究院(教育学系)教授。University of Georgia,Graduate School of Education修了(Ph.D.)。信州大学講師、助教授、准教授を経て現職。公認心理師、臨床心理士、特別支援教育士‐SV。専門は教育心理学、臨床心理学。日本LD学会副理事長、全国高等教育障害学生支援協議会理事。日本学生支援機構障害学生修学支援実態調査/分析協力者会議委員
三谷絵音[ミタニエネ]
信州大学教育学部特任助教。信州大学大学院教育学研究科臨床心理学専修修了。就労支援施設での勤務を経て現職。公認心理師、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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