どもる子どもとの対話―ナラティヴ・アプローチがひきだす物語る力

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784760828432
  • NDC分類 496.9
  • Cコード C3011

出版社内容情報

どもる子どもにかかわる人に知ってほしいナラティヴ・アプローチの実際。吃音がありながら自分らしく生きる人々の人生の語りに学ぶ。どもる子どもが吃音をどう思い、毎日をどう過ごし、将来にどんな展望をもっているのかを、大人が子供と対等な視点で聞くためのかかわり方とは。

『どもる子どもとの対話』に寄せて         統合的心理療法研究所 平木典子

序章 どもりのふしぎさ                         国重浩一

1章 ナラティヴから読み解く、吃音の特徴と吃音問題の本質        伊藤伸二

2章 どもる子どもとのナラティヴ・アプローチ的な対話の実際    ?木浩明/渡邉美穂/溝上茂樹/黒田明志

3章 ナラティヴ・アプローチとはなにか                 国重浩一

4章 それぞれのナラティヴが変わる               吃音の当事者ほか

5章 どもる君へ                            伊藤伸二

あとがき

伊藤伸二[イトウシンジ]
著・文・その他/編集

国重浩一[クニシゲコウイチ]
著・文・その他/編集

内容説明

のびのびどもって、いきいき伝えたい!子どもの声に大人がもっと耳を澄ましてみよう。

目次

序章 どもりのふしぎさ
1章 ナラティヴから読み解く、吃音の特徴と吃音問題の本質
2章 どもる子どもとのナラティヴ・アプローチ的な対話の実際
3章 ナラティヴ・アプローチとはなにか
4章 それぞれのナラティヴが変わる
5章 どもる君へ

著者等紹介

伊藤伸二[イトウシンジ]
1944年生まれ。三重県津市出身。大阪教育大学(聴覚・言語障害児教育)専任講師を経て、現在、伊藤伸二ことばの相談室主宰。日本吃音臨床研究会会長。長年、言語聴覚士養成の大学や専門学校で吃音の講義を担当。1965年、どもる人のセルフヘルプグループ言友会を設立。1986年第一回吃音問題研究国際大会を大会会長として開催し、国際吃音連盟の設立にかかわる。1994年に言友会から離脱し、どもる子どもの親、臨床家、研究者などが幅広く参加する日本吃音臨床研究会を設立。現在は、NPO法人大阪スタタリングプロジェクトでセルフヘルプグループとしての活動も続けている。1990年から吃音親子サマーキャンプを開催し、各地の吃音親子キャンプにかかわる。また、親や臨床家のための吃音講習会を開催するなど、どもる子どもの教育・支援について、言語訓練に変わる新たな吃音臨床を提案している

国重浩一[クニシゲコウイチ]
1964年、東京都墨田区生まれ。ニュージーランド、ワイカト大学カウンセリング大学院修了。日本臨床心理士、ニュージーランド・カウンセリング協会員。鹿児島県スクールカウンセラー、東日本大震災時の宮城県緊急派遣カウンセラーなどを経て、2013年からニュージーランドに在住。同年に、移民や難民に対する心理援助を提供するための現地NPO法人ダイバーシティ・カウンセリング・ニュージーランドを立ち上げ、現在に至る。1999年にワイカト大学に入学し、ナラティヴ・セラピーの専門訓練を受ける。このアプローチの有効性を自身の心理臨床場面で大いに実感しているため、ナラティヴ・セラピー関係の著作および翻訳、そして自らのワークショップや研修を通じて、その振興および実践者育成に取り組む。また、ニュージーランドでナラティヴ・セラピー関係のワークショップも開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まろすけ

7
どもりの勉強にもなったが、やはり国重さんのナラティブの説明がとても腑に落ち示唆に富む。色んな心理療法があり、多様な療法を浅く広くでも吸収しておくと支援者としてアセスメント力が深くなる。が、ナラティブは、やっぱり僕にとってはフィットする重要な療法みたい。なぜなら臨床でナラティブを意識すると上手くいき、そうでないときはイマイチなので。僕個人限定のエビデンスでは(笑)。もっと本気で傾倒しよう。⚫私たちはどのような関係性を提供できるのか常に自問自答する。焦点を相手ではなく私たちに当てるのがナラティブアプローチ支援2019/04/21

Itsuo Nishida

2
この本には、感性豊かで反応が素直な子どもたちが、ナラティヴ・アプローチに接した際の実際の会話が、たくさん収録されています。 ナラティヴ・アプローチという、日本人には馴染みにくいところのある考え方、技法が、吃音問題という格好の題材を得て、幾分かでも理解しやすいものになっています。これは同時に、吃音問題という複雑怪奇な現象が、ナラティヴ・アプローチのフィルターを通すと、幾分かでも取り組みの容易なものになっている、ということでもあります。2018/12/22

lalala.pongee@gmail.com

1
吃音の当事者(子ども、大人)のエピソードに加え、どもる子どもの保護者、吃音に関わる専門家(教員、言語聴覚士)など様々な立場からどもりを通じてナラティヴ(物語)が変わったエピソードが掲載されている。 「治すべきどもり」「改善すべきどもり」ではなく「ともに生きるどもり」の姿がある。どもりが「治す対象」から「生きるテーマ」に変わる時、世界の見え方が変わる。過去を変えることは不可能だが、今この瞬間から、自分の受け止め方や語りによって変わるものがある。吃音の現実や、世界の動きについても語られた貴重な本だと思う。2018/12/31

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