出版社内容情報
どもる子どもにかかわる人に知ってほしいナラティヴ・アプローチの実際。吃音がありながら自分らしく生きる人々の人生の語りに学ぶ。どもる子どもが吃音をどう思い、毎日をどう過ごし、将来にどんな展望をもっているのかを、大人が子供と対等な視点で聞くためのかかわり方とは。
『どもる子どもとの対話』に寄せて 統合的心理療法研究所 平木典子
序章 どもりのふしぎさ 国重浩一
1章 ナラティヴから読み解く、吃音の特徴と吃音問題の本質 伊藤伸二
2章 どもる子どもとのナラティヴ・アプローチ的な対話の実際 ?木浩明/渡邉美穂/溝上茂樹/黒田明志
3章 ナラティヴ・アプローチとはなにか 国重浩一
4章 それぞれのナラティヴが変わる 吃音の当事者ほか
5章 どもる君へ 伊藤伸二
あとがき
伊藤伸二[イトウシンジ]
著・文・その他/編集
国重浩一[クニシゲコウイチ]
著・文・その他/編集
内容説明
のびのびどもって、いきいき伝えたい!子どもの声に大人がもっと耳を澄ましてみよう。
目次
序章 どもりのふしぎさ
1章 ナラティヴから読み解く、吃音の特徴と吃音問題の本質
2章 どもる子どもとのナラティヴ・アプローチ的な対話の実際
3章 ナラティヴ・アプローチとはなにか
4章 それぞれのナラティヴが変わる
5章 どもる君へ
著者等紹介
伊藤伸二[イトウシンジ]
1944年生まれ。三重県津市出身。大阪教育大学(聴覚・言語障害児教育)専任講師を経て、現在、伊藤伸二ことばの相談室主宰。日本吃音臨床研究会会長。長年、言語聴覚士養成の大学や専門学校で吃音の講義を担当。1965年、どもる人のセルフヘルプグループ言友会を設立。1986年第一回吃音問題研究国際大会を大会会長として開催し、国際吃音連盟の設立にかかわる。1994年に言友会から離脱し、どもる子どもの親、臨床家、研究者などが幅広く参加する日本吃音臨床研究会を設立。現在は、NPO法人大阪スタタリングプロジェクトでセルフヘルプグループとしての活動も続けている。1990年から吃音親子サマーキャンプを開催し、各地の吃音親子キャンプにかかわる。また、親や臨床家のための吃音講習会を開催するなど、どもる子どもの教育・支援について、言語訓練に変わる新たな吃音臨床を提案している
国重浩一[クニシゲコウイチ]
1964年、東京都墨田区生まれ。ニュージーランド、ワイカト大学カウンセリング大学院修了。日本臨床心理士、ニュージーランド・カウンセリング協会員。鹿児島県スクールカウンセラー、東日本大震災時の宮城県緊急派遣カウンセラーなどを経て、2013年からニュージーランドに在住。同年に、移民や難民に対する心理援助を提供するための現地NPO法人ダイバーシティ・カウンセリング・ニュージーランドを立ち上げ、現在に至る。1999年にワイカト大学に入学し、ナラティヴ・セラピーの専門訓練を受ける。このアプローチの有効性を自身の心理臨床場面で大いに実感しているため、ナラティヴ・セラピー関係の著作および翻訳、そして自らのワークショップや研修を通じて、その振興および実践者育成に取り組む。また、ニュージーランドでナラティヴ・セラピー関係のワークショップも開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まろすけ
Itsuo Nishida
lalala.pongee@gmail.com
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