内容説明
悩みや苦しみのありようを見つめ、そこからの回復の過程を知る。子どもの幸せを願いながら、逆に不幸せにしてしまうこともある親や家族。長年こころの臨床現場ではたらき、本人も幸せのありようを試行錯誤しながら模索してきた著者が、子どもも親も、全ての人が、どんなときも幸せに生きていこうと思えるため、大切なことを伝える。
目次
第1部 家族の苦しみと悲しみからの回復(困難を抱える子どもと家族;親の不和や離婚が子どもたちにどんな影響を及ぼすか―子どもたちの苦しみと希望)
第2部 さまざまな親子の姿―学校での心理支援の現場から(自分をさいなんでしまう子どもたち;子どもたちが本来のありようを回復できるところ)
第3部 親子がともに幸せに生きるためのヒント(幸せに生きるためのヒント―心理カウンセラーとしての経験から;子どもたちを幸せに育てるには)
第4部 幸せに生きるためのカウンセリングの知恵―あなたの苦しみが癒される方法が必ずある(無意識の働きを想定し、過去と今の苦しみとの関係を理解する―精神分析的な考え方を参考に;あるがままの自分を生きていくことで人は幸せになれる―人間中心療法の考え方を参考に;「行動」や「ものごとの受け止め方」を変えてみれば幸せに近づける―認知行動療法の考え方を参考に;「今この瞬間」にこそ癒しと幸せがある―マインドフルネス瞑想とスピリチュアリティ)
著者等紹介
藤田博康[フジタヒロヤス]
京都大学教育学部教育心理学科卒業。筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了(カウンセリング修士)。京都大学大学院にて博士(教育学)取得。家庭裁判所調査官、スクールカウンセラー、帝塚山学院大学大学院人間科学研究科教授、山梨大学大学院教育学研究科教授等を経て、駒澤大学文学部心理学科教授(公認心理師・臨床心理士・家族心理士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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