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出版社内容情報
家族(親やきょうだい等)たちの語り・手記から、本人だけでなく家族全体も視野に入れた支援のあり方を考えることのできる1冊。支援者や教師が知ることの難しい、しかし知っておきたい自閉症スペクトラムの子どもとともに暮らす家族(母親、父親、きょうだい)たちの声やその想い。本書は、そんな家族たちの語りや手記、アンケート調査を通して、自閉症の子どもたちやその家族たちの世界がどのようなものか、そしてその家族たちの気持ちをどう理解し、支援につなげるべきかを考える。
第1章 家族からのメッセージ
第2章 家族へのアンケートデータ
第3章 家族の声から考える
梅永 雄二[ウメナガ ユウジ]
監修
原 佐知子[ハラ サチコ]
著・文・その他
目次
第1章 家族からのメッセージ(知的な遅れがなくてもサポートしてもらえるシステムがあるといい;周囲の大人に助けてもらうこと、何でもない時に確認しておくことが大切;自閉症児の父親であることを負担に感じず自然体で前向きに生活するために;周囲に自閉症という障害を知ってもらい地域の中で生きる;弟と過ごした経験を支援者として活かす ほか)
第2章 家族へのアンケートデータ(当事者の年齢;当事者が診断された時の年齢;診断を伝えられた場所;小学校の時に当事者が通っていた学校;当事者が現在通っている学校など ほか)
第3章 家族の声から考える(ASDを変えようとするのではない。ASDの人たちが暮らしやすいように環境を構築するのである)
著者等紹介
梅永雄二[ウメナガユウジ]
宇都宮大学教育学部教授。慶應義塾大学文学部社会・心理・教育学科卒業。筑波大学大学院教育研究科障害児教育専攻修了。教育学博士。明星大学人文学部講師、助教授を経て現職。専門は発達障害臨床心理学、職業リハビリテーション学
原佐知子[ハラサチコ]
障がい児者の医療を考える会「がじゅまる」事務長、東京都成人発達障害当事者会「イイトコサガシ」コーディネーター。2011年、内閣府iSB公共未来塾4期「障がい福祉コース1(発達障がい)」をコーディネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。