内容説明
ローザは、ホラー作家ライアム・ジェイムスンに会うために、スコットランド沖に浮かぶ島に向かっていた。ライアムと行動をともにしているらしい妹からの連絡がとだえ、心配する母に請われて、はるばるロンドンから捜しに来たのだ。島に降り立って、心もとない思いにとらわれているとき、フェリーの中で知り合った美貌の男性が声をかけてきた。「ぼくが、ライアムの住むキルフォイル城まで連れていこう」名前も知らない男性についていく?ローザが躊躇すると、彼はルーサー・キリアンと名乗った。その名がライアムの小説の主人公であることにローザは気づかなかった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くまた
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主人公の序盤の印象が悪すぎて…。地元民に島を侮辱するような事を言うわ、全く知らない作家を散々侮辱するような事を言って、作家本人だとわかった後も失礼を詫びもしない。人の家で長距離電話をかけた上、泊まって食事まで出してもらったのに感謝もせずに文句ばかり。大変な努力や苦労があったかも知れないなどと露ほども考えず、成功した人は幸運な人生に決まってると決めつける。どれだけ甘やかされて育ったのかという感じ。母親は昔からこうだからと言う割に未だにその扱い方を習得していないし。話がどうこう言うより主人公が不愉快すぎて嫌。2015/06/17
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