出版社内容情報
知識の詰め込みや競争が過熱する昨今の教育界に対し問題と疑問をなげかけ、子どもたちに対する本当の意味での教師の役割を問う。
内容説明
よく考えて意見を出し合い、泣いたり笑ったり―。子どもたちとW先生の毎日は、驚きや発見に満ちています。子どもの成長を適切に支える教師の仕事・親の役目。
目次
第1章 W先生の教育理念―何のための教育か
第2章 W学級のある一日―いったいどんな教育か
第3章 社会の一員として迎えられた子どもたち―“AB帳”と“朝の会”が育てたもの
第4章 W学級の授業―「発達の最近接領域」に働きかけて拓く知識への道
第5章 個性を活かしゆるやかな共同をめざした学級づくり―学級会を中心に
第6章 親・子・教師による“三位一体の教育”をめざして
補 卒業生たちとW先生へのインタビュー
著者等紹介
守屋慶子[モリヤケイコ]
立命館大学名誉教授(現在同大学非常勤講師)。専門、発達心理学
高橋通子[タカハシミチコ]
ロンドン大学キングズ・カレッジ細胞分子生物学B.Sc.Hons.。ケンブリッジ大学社会人類学M.Phil.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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