お話のたきぎをあつめる人―魔法の図書館の物語

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お話のたきぎをあつめる人―魔法の図書館の物語

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784198652845
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8097

出版社内容情報

オランダ王国ローレンティン妃殿下が
本や物語の楽しさを
子どもたちに伝えたいと願い
人気作家とともに著した
ふしぎな雰囲気のファンタジー!

だれもいないお城に
ふしぎな図書館がある…

「お話の図書館」に足をふみ入れた
ひとりぼっちの女の子ステレの冒険!

オランダのおとぎ話のテーマパーク
「エフテリング」では、
このお話をもとにしたアトラクションを展開中!

挿絵は、ファンタジーの挿絵の第一人者、
『アーヤと魔女』の佐竹美保。

おじいちゃんと二人きりでくらしている女の子
ステレは、本やお話が大好き。

ある日おじいちゃんから、
「だれもいないお城に、ふしぎな図書館がある」と
聞いたステレは、一人でさがしに行くことに。

ろうかにずらりとならぶドアのうち、
どれが図書館のドアなのでしょう?

何度かまちがったドアをあけてしまい、
こわい思いをしたあと、
ようやく「お話の図書館」に入ると…

いちばん奥のかべに、1枚の絵がありました。
絵の題名は、
「お話のたきぎをあつめる人」です。

図書館で、夢のような楽しい時間をすごすうち、
ステレは、村の広場で、ほかの子どもたちに、
図書館で読んだお話をかたるようになります。

ところが、物語をにくんでいる魔女が、
ステレにのろいを送りつけてきて…?

1 見すてられたお城
2 まちがったドア
3 生きている小枝
4 ささやく声
5 広場の光
6 のろいのことば
7 魔法の枝
8 もえるお話
9 お話のたきぎをあつめる人
  この本ができるまで
  訳者あとがき

内容説明

森のはずれに、おじいちゃんと二人きりでくらしている女の子ステレは、いつもさびしいと思っていました。本が大好きでしたが、たった一冊持っていた本は、あまり何度も読んだので、ばらばらになってしまいました。するとある日、おじいちゃんが教えてくれました―だれも住んでいないお城の中に、「お話の図書館」がある。でも、その図書館に入る正しいドアを見つけるのは、とてもむずかしいのだ、と。本が好きな女の子と、心に痛みをかかえた男の子、物語をにくみ、のろいをかける魔女と、ふしぎな老人「お話のたきぎをあつめる人」…オランダの人気作家と妃殿下がつむぎだした、本を読むことの楽しさをめぐる、ふしぎなおとぎ話。小学校・中学年から。

著者等紹介

ローレンティン妃[ローレンティンヒ] [van Oranje,Laurentien]
1966年オランダのライデンに生まれる。高校時代は一時日本で学び、のちにオランダのフローニンゲン大学で歴史を、ロンドン大学で政治学を、カリフォルニア大学バークレー校でジャーナリズムを学ぶ。2001年、オランダの現国王ウィレム=アレクサンダー王の弟コンスタンティン王子と結婚、3人の子の母となる。結婚当初から、識字教育の向上と、自然保護の分野に尽力、FFI(もっとも古い国際的自然保護団体)会長、オランダ公立図書館協会名誉会長など、多くの要職を務める。子どもの本の著作も複数ある

ヴァン・ローン,パウル[ヴァンローン,パウル] [van Loon,Paul]
1955年オランダのヘレーンに生まれる。イラストレーターを志し美術教育を受ける中で、自分の描いた絵にお話をつけるようになり、新聞連載を始める。1983年の作家デビュー以来、「7歳から99歳までの子どもたちのために」100冊近くの本を書き、人気作家となった。オランダで子どもたちが選ぶ「子ども審査団賞」を10回以上受賞している

西村由美[ニシムラユミ]
福岡県生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。1984~86年、オランダに住み、帰国後、外務省研修所などでオランダ語を教える。オランダ語圏のすぐれた児童書を意欲的に日本に紹介している

佐竹美保[サタケミホ]
富山県生まれ。SFやファンタジーの挿絵の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

78
オランダで人気の児童書作家と王弟妃による共作。本の素晴らしさを伝えたいという思いがあふれている。楽しいお話は人の顔を輝かせ、上を向く力を与えてくれる。佐竹美保さんの絵がとてもいい。この本が生まれるきっかけとなったおとぎ話のテーマパーク「エフテリング」に行ってみたいなあ。2021/09/08

ゆのん

71
物語を愛する気持ちがこれでもかと溢れるストーリーは読んでいてホッコリしてくる。おじいちゃんと2人暮らし。友達は森の動物たちとたった1冊の本。そんな少女が出会う沢山の本と物語。沢山の物語を知った少女は街の人達に語りだす。こうやって物語は受け継がれていくんだなぁ。可愛らしく素敵な挿絵も沢山あって暖かくウキウキ、キラキラする物語。2021/04/29

☆よいこ

70
児童書。分類949。ファンタジー。佐竹美保さんの挿絵がとてもいい▽祖父と一緒に森に住んでいる少女ステレは、持っていた本を壊れるまで読んだ。悲しんでいると、祖父から誰も住んでいないお城に「お話の図書館」があると聞かされる。多くのドアから正しい入口を探すのはとても大変だった。図書館で本を読んだステレは町に行って、たくさんのお話を語るようになる。ところが魔女に目を付けられ、呪いをかけられる▽オランダ王室のローレンティン妃とヴァン・ローンが交換小説形式で作ったお話。言い回しが翻訳小説ぽいけれど、筋はよかった2024/02/16

Roko

26
ステレが見つけたお話の図書館って夢のようですね。いろんな本があって、その本が話しかけてくるっていうイメージがとってもステキです。こんな図書館があったら、毎日時間を忘れて本を読んじゃうでしょうね。そして、読んで覚えたお話をすると、それを聞きたくて大勢の子どもたちが集まってくるというのもステキ。こうやって物語を愛する人が増えていくっていいですね。#NetGalleyJP2021/04/17

花林糖

24
(図書館本)森に祖父と二人で暮らしているステレ。祖父から「お話の図書館」の存在を教えてもらい.....。頁数が少なく物足りなさを感じるけれど、本好き少女の本に対する熱意が伝わる良作でした。佐竹さんの描く挿絵がとても素敵でP46,P56・57が特にお気に入り。この図書室に是非行ってみたい。お祖父さん何者なのかな。2021/07/21

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