出版社内容情報
カウンセリング心理学の視点から、自己の理解と成長の方法をレクチャー。ワークブック形式で、書き込むほどに自己理解が深まり、心理学の基礎も学ぶことができる。
内容説明
この本は、わかりにくい自分の心をいま少しよく理解し、自分の個性を活かしてこの世界に生きていくために役立つと思える心の作業を創案し、加工し、編集したものです。
目次
自己理解と成長―オリエンテーションに代えて
人と環境の結び目―心は世界をどうとらえるか
他者の目、自分の目―自分はどういう人間か
否定的な心の枠組み―気持ちが変わる経験
原因についての楽観的・悲観的な考え方
なじんだ環境―心を育て、癒すもの
自分の大切な持ち物―マイ・リソース
心身一如―心から身体へ、身体から心へ
想定書簡法―自己カウンセリング演習
カウンセリングを模擬体験する〔ほか〕
著者等紹介
福島脩美[フクシマオサミ]
1937年、埼玉県に生まれる。東京学芸大学教育心理学科卒業後、同大学カウンセラー。東京教育大学大学院性格社会心理学専攻修士課程修了。博士課程中退後、東京学芸大学教育学部助手、講師、助教授、教授を経て、目白大学心理学研究科教授。日本カウンセリング学会常任理事、日本心理学会・日本教育心理学会・日本行動療法学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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9
実習先でアサーションとDESC法を教わった際、上手に自己表現できるようになりたい的なことを日誌に書いたら、『表現する前に自分のことを知らないとね』ときつい一発を指導者さんからくらったので(ごもっとも)、取り組んでみました。自分に手紙を書いたり、宇宙船で冒険にでるワークをしたりと全体的に楽しかったです。解説だけでなく学生の体験報告も載っているので、自分の答えと比べながら取り組めました。これまで自分が気づかなかった自分に対しての評価にも気づけました。収穫でした。定期的にくりかえし取り組みたいと思います。2014/04/11