出版社内容情報
「心の理論」の概念が登場してから半世紀。これまで問われてこなかった心のありかについて社会学、哲学も含め多面的に検証した書。
目次より
第1章 はじめに――本書について
第I部 理論と歴史
第2章 「心の理論」パラダイムの歴史的先行物について
第3章 「心の理論」――方法論上の混乱
第4章 「心の理論」――批判の続き
第Ⅱ部 応用
第5章 参与者に理論はいらない――関わり合いの中で心を知ること
第6章 臨床的診察における統合失調症の相互?為的標識の特定
第7章 マインドブラインドネスのルーツ
第8章 心の「理論」を本当に必要としているのは誰か
――高機能自閉スペクトラム症者の自伝的記述から導き出される社会的理解の発達への示唆
第9章 動物に「心の理論」は必要か
第Ⅲ部 新たな視点
第10章 ディスコース心理学の隠されたデカルト主義
第11章 心理学における対話的アプローチ――「心の理論」の二元論に代わるもの
第12章 「心の理論」が支配しているけれど,それではいけない!
内容説明
心はそこにあるのか?領域を超えた議論へ。「心の理論」の概念が心理学に現れてから半世紀。これまで問われてこなかった心のありかについて、社会学、哲学も含め多面的に検証する。
目次
第1部 理論と歴史(「心の理論」パラダイムの歴史的先行物について;「心の理論」―方法論上の混乱;「心の理論」―批判の続き)
第2部 応用(参与者に理論はいらない―関わり合いの中で心を知ること;臨床的診察における統合失調症の相互行為的標識の特定;マインドブラインドネスのルーツ;心の「理論」を本当に必要としているのは誰か―高機能自閉スペクトラム症者の自伝的記述から導き出される社会的理解の発達への示唆;動物に「心の理論」は必要か)
第3部 新たな視点(ディスコース心理学の隠されたデカルト主義;心理学における対話的アプローチ―「心の理論」の二元論に代わるもの;「心の理論」が支配しているけれど、それではいけない!)
著者等紹介
ルーダー,イヴァン[ルーダー,イヴァン] [Leudar,Ivan]
マンチェスター大学心理科学部、イギリス
コスタル,アラン[コスタル,アラン] [Costall,Alan]
ポーツマス大学心理学研究科、アメリカ
熊谷晋一郎[クマガヤシンイチロウ]
東京大学先端科学技術研究センター准教授、東京大学バリアフリー支援室長。医師、博士(学術)。日本学術会議会員、障害者政策委員会委員長
藤野博[フジノヒロシ]
東京学芸大学大学院教育学研究科教授、東京学芸大学附属特別支援学校校長。博士(教育学)。言語聴覚士、公認心理師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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