出版社内容情報
代表的な検査を種類別に整理し、臨床での使い方やフィードバックの仕方も含めて解説する。さらに、多職種協働の各場面で検査がどのように実施され、結果が共有されているのか、コミュニティの視点をふまえて紹介する。
目次より
はじめに
本書に頻出する臨床心理検査
◆第1部 代表的な臨床心理検査
1章 パーソナリティ検査 吉村聡
2章 知能検査 津川律子・大六一志
3章 発達検査 清水里美
4章 発達障害関連の検査 稲田尚子
5章 認知症関連の検査 梨谷竜也
6章 適応行動・不適応行動の検査 黒田美保
7章 精神症状を調べる検査 藤城有美子
8章 その他の検査 種市康太郎・内田桃人
◆第2部 多職種協働やコミュニティにおける臨床心理検査の実際
9章 【矯正場面】法務少年支援センターでの活用 石川佳代子
10章【産業・労働場面】ストレスチェックの概要と職場組織での活用 種市康太郎
11章【福祉場面】児童発達支援施設と保育園巡回での活用 森裕幸
12章【教育場面】小・中学校の巡回相談での活用 三宅篤子
13章【医療場面】医師・看護師をはじめとする多職種協働での活用
花村温子・淵上奈緒子
補章 臨床心理検査にまつわる法令と倫理 津川律子
おわりに
臨床心理検査索引
内容説明
代表的な検査の使い方を整理し、多職種協働での活用と共有の実際を解説する。心理臨床家が到達すべきコンピテンシー。臨床現場で必要となる心理検査の実践的・専門的ノウハウをコンパクトに収録!
目次
第1部 代表的な臨床心理検査(パーソナリティ検査;知能検査;発達検査;発達障害関連の検査;認知症関連の検査;適応行動・不適応行動の検査;精神症状を調べる検査;その他の検査)
第2部 多職種協働やコミュニティにおける臨床心理検査の実際(矯正場面 法務少年支援センターでの活用;産業・労働場面 ストレスチェックの概要と職場組織での活用;福祉場面 児童発達支援施設と保育園巡回での活用;教育場面 小・中学校の巡回相談での活用;医療場面 医師・看護師をはじめとする多職種協働での活用;臨床心理検査にまつわる法令と倫理)
著者等紹介
津川律子[ツガワリツコ]
専門:臨床心理学・精神保健学(とくに心理アセスメント、抑うつに関する心理カウンセリング、心理支援に関する倫理と制度、精神科臨床における心理学史)。現在:日本大学大学院文学研究科心理学専攻臨床心理学コース教授・専攻主任、日本大学文理学部心理臨床センター長。公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士。日本臨床心理士会会長、日本公認心理師協会副会長、包括システムによる日本ロールシャッハ学会副会長、日本心理臨床学会常任理事、日本精神衛生学会常任理事ほか
黒田美保[クロダミホ]
専門:臨床発達心理学(とくに適応行動・発達障害に関する心理検査、幼児への発達的行動介入、発達障害成人への小集団認知行動療法、ペアレント・トレーニング)。現在:帝京大学大学院文学研究科臨床心理学専攻教授、公認心理師、臨床心理士、臨床発達心理士。ADOS‐2、ADI‐R国際トレーナー。日本公認心理師協会常任理事、日本スクールカウンセリング推進協議会理事、日本心理臨床学会代議員、日本障害者ネットワーク代議員ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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