子どもと教師のための「チーム援助」の進め方

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子どもと教師のための「チーム援助」の進め方

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  • サイズ A5判/ページ数 121p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784760823888
  • NDC分類 371.4
  • Cコード C3037

出版社内容情報

不登校・学級崩壊・苦戦する学校現場で今こそ求められる「チーム援助」の効果的な進め方を、実証データと具体的実践から示す。子どもに援助を確実に届けるために、教師が自信をもって子どもと向き合うために――苦戦する学校現場で今こそ求められる「チーム援助」とは。その効果的な進め方を、実証データと実践事例から示す。

第1部 データで語る「チーム援助」の必要性

 第1章 チーム援助の必要性
   1. 子どもの援助ニーズに応じた援助 
   2. 子どもを取り巻く環境の多様化・複雑化 
   3. 学校カウンセリングにおける「連携」のかたち 
   4. 中学生の適応尺度から見たチーム援助の必要性
   ✎リフレクション 

第2章 援助を求める子ども,求めない子ども
   1. 子どもは教師やスクールカウンセラーに援助を求めるのか 
   2. なぜ,子どもは教師やスクールカウンセラーに
 援助を求めないのか 
   3. 教師やスクールカウンセラーに援助を求めやすい子どもは
 どのような子どもか
   4. 子どもの被援助志向性を高め,援助につなげる試み 
   5. おわりに
   ✎リフレクション 

第3章 子どもはどうしたらスクールカウンセラーに相談したくなるのか
   1. 介入プログラム 
   2. 測定方法と測定具
   3. 結果と考察 
   4. おわりに   
   ✎リフレクション 

第4章 チーム援助を学校に定着させる
――教師の被援助志向性から考える
   1. チーム援助に対する教師の意識 
   2. 何が教師の被援助志向性を高めるのか 
   3. チーム援助を学校に定着させるための4つのポイン ト
――著者の経験から 
   ✎リフレクション 


第2部 チーム援助を核とした学校での援助

第5章 不登校の児童生徒をチームで援助する
   1. 不登校についての教師のさまざまな疑問
   2. 不登校の類型    
   3. チームで支援が必要な不登校の典型事例  
   4. カウンセリングを求めない不登校の子どもとのつながり方   
   5. チームで取り組む不登校支援の課題 
   ✎リフレクション 

第6章 過度な要求をする保護者への対応
  1. 現場で何が起こっているのか 
  2. 保護者とのトラブルにチームで取り組んだ実践事例  
  3. 保護者との折り合いをよくするために教師は何ができるのか 
  ✎リフレクション 

第7章 学級崩壊にチームで取り組む
   1. 学級崩壊寸前の小学6年生の学級の事例
   2. Q-Uのプロットから見る学級の状態 
   3. Q-Uのデータの分析を目的とした援助チーム会議の様子
   4. 学級の立て直しと個別の支援
   5.  援助チーム会議後の学級経営 
✎リフレクション 

第8章 教師のメンタルヘルス
   1. 教師のメンタルヘルスとは
   2. バーンアウトに陥らないためには 
   3. チーム援助と教師のメンタルヘルス 
   4. おわりに 
   ✎リフレクション 


【コラム】
1 適応指導教室 
2 不登校に対応すると学級が荒れる?
3 子どもに登校の意志がある場合の不登校児童生徒とのかかわり 
4 人的リソース 
5 Q-Uとは? 
6 認知行動的アプローチ 

文献 
あとがき
索引 

水野 治久[ミズノ ハルヒサ]
著・文・その他

内容説明

子どもに援助を確実に届けるために、教師が自信をもって子どもと向き合うために、今、学校が取り組むべき「チーム援助」とは―実証データと実践事例で解説する効果的な学校カウンセリングの仕組み。学校心理学の具体的展開!

目次

第1部 データで語る「チーム援助」の必要性(チーム援助の必要性;援助を求める子ども、求めない子ども;子どもはどうしたらスクールカウンセラーに相談したくなるのか;チーム援助を学校に定着させる―教師の被援助志向性から考える)
第2部 チーム援助を核とした学校での援助(不登校の児童生徒をチームで援助する;過度な要求をする保護者への対応;学級崩壊にチームで取り組む;教師のメンタルヘルス)

著者等紹介

水野治久[ミズノハルヒサ]
大阪教育大学学校教育講座(心理学教室)教授。筑波大学大学院教育研究科修了、博士(心理学)、学校心理士、臨床心理士。専門は、学校心理学、カウンセリング心理学、異文化間カウンセリング。日本学校心理学会常任理事、『学校心理学研究』編集委員長、日本コミュニティ心理学会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

riviere(りびえーる)

11
多職種協働の参考にするため読了。気軽に読める厚さ。学校心理学を基盤にしている。後半の学級崩壊の事例ではQ-Uを使っていて、そのアセスメントが白眉。不登校児童についての支援会議が迷走し、その後バーンアウトする教師の事例は状況が理解できた。著者の研究テーマだからなのか前半は子どもの被援助行動について書いてある。チーム援助とのつながりが理解できない。内容は面白かったがこの本にはその部分は不要だと思った。2019/08/31

コジターレ

7
スクールソーシャルワークの研究第2弾。学校心理学の理論をベースに系統的に解説されており、事例も豊富で、大変興味深い本だった。素晴らしい実践をしている教師は決して頑張らず、周りの資源を上手に活用し、チームで動くというのは大いに頷ける。「困った子は困っている子」という言葉、被援助志向性という考え方など考えさせられる内容ばかりだった。2016/09/11

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