出版社内容情報
日本の小中学生の対象に実施したプログラムを紹介しながら、認知行動療法の有用性が詳述された、子どもの支援に役立つ待望の書。今や世界的な基準となった認知行動療法の潮流の中でも、日本国内においての子どもを対象とした認知行動療法の研究と実践例については、まだ数は多くはない。本書は、日本人による日本の小中学生を対象に実施したプログラムと成果も紹介しながら、認知行動療法の有用性が詳述された、子どもの支援に役立つ待望の書である。
第1章 子どもの不安と抑うつ
1.子どもの不安とは?
2.子どもの抑うつとは?
3.子どもの不安と抑うつの有病率
4.子どもの不安と抑うつがもたらす問題
5.子どもの不安と抑うつの予後
第2章 子どもの認知行動療法
1.認知行動療法とは?
2.子どもの認知行動療法の留意点
3.子どもの認知行動療法の進め方
4.認知行動療法を子どもに適用する意義
第3章 子どもの認知行動療法の治療技法
1.アセスメント
2.心理教育
3.親への対応
4.トークンエコノミー法
5.行動活性化
6.リラクセーション
7.エクスポージャー
8.曝露反応妨害法
9.社会的スキル訓練
10.認知再構成法
11.問題解決療法
第4章 子どもの認知行動療法の実際
1.子どもの不安に対する認知行動療法
2.学校における抑うつ防止プログラム
コラム
石川 信一[イシカワ シンイチ]
著・文・その他
内容説明
今や世界的な基準となった認知行動療法の潮流の中でも、日本国内においての子どもを対象とした認知行動療法の研究と実践例については、まだ数は多くはない。本書は、日本人による日本の小中学生を対象に実施したプログラムと成果も紹介しながら、認知行動療法の有用性が詳述された、子どもの支援に役立つ待望の書である。
目次
第1章 子どもの不安と抑うつ(子どもの不安とは?;子どもの抑うつとは? ほか)
第2章 子どもの認知行動療法(認知行動療法とは?;子どもの認知行動療法の留意点 ほか)
第3章 子どもの認知行動療法の治療技法(アセスメント;心理教育 ほか)
第4章 子どもの認知行動療法の実際(子どもの不安に対する認知行動療法―集団と個別の「いっちゃが教室」のプログラムから;学校における抑うつ防止プログラム―「フェニックスタイム」「心の健康チャレンジプログラム」から)
著者等紹介
石川信一[イシカワシンイチ]
同志社大学心理学部准教授、博士(臨床心理学)。1979年、千葉県生まれ。早稲田大学人間科学部卒業。早稲田大学人間科学研究科修士課程修了。北海道医療大学心理科学研究科博士後期課程中退。日本学術振興会特別研究員、宮崎大学教育文化学部専任講師、フルブライト研究員(Swarthmore College)を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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