出版社内容情報
子どもの心を理解する研究としてのロールシャッハの意義、最近の子どもの心理学的特徴、発達障害・児童虐待・不登校等の事例を満載。子どもの臨床に携わる人にとって必読の書。
目次
1部 子どものロールシャッハ法研究(子どものロールシャッハ法をめぐって;子どものロールシャッハ法研究の展望;子どもの心理アセスメント)
2部 子どものロールシャッハ法の実際(実施法;健常児のロールシャッハ反応と解釈;時代の変化から見たロールシャッハ反応;文化と子どものロールシャッハ法)
3部 子どものロールシャッハ法の臨床(児童期統合失調症;アスペルガー障害;児童虐待;身体化する子どもたち;摂食障害;強迫性障害;少年非行;不登校;さまざまなロールシャッハ法)
著者等紹介
小川俊樹[オガワトシキ]
1975年東京教育大学大学院教育研究科(実験心理学専攻)博士課程単位取得退学。茨城大学保健管理センター講師、筑波大学助教授などを経て、筑波大学大学院人間総合科学研究科(心理学系)教授。医学博士
松本真理子[マツモトマリコ]
2003年名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程後期単位取得。金城学院大学教授。博士(心理学、名古屋大学)
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