目次
1 形式・構造解析―状況性と対象認知(いとぐち;保続プロトコールの解析 ほか)
2 個と世界―把握型(原体験;原体験と外界 ほか)
3 体験のドラマ(1)―体験型
色彩、形体、運動(それぞれの個と世界との関係での体験の展開;意味を知る体験生成準備の様態 ほか)
4 体験のドラマ(2)―投影、シュレーバー・ケース、具象に限定される体験(投影;シュレーバー・ケース ほか)
5 むすびにかえて―残された課題ならびに治療との関係(本書の記述を終えるにあたって;述語・状況性のひとり歩きのような支配がみられる事例R4プロトコールの解析 ほか)
著者等紹介
辻悟[ツジサトル]
1926年大阪生まれ。1948年大阪大学医学部卒業。1950年文部教官(大阪大学医学部精神医学教室助手)。1955年大阪大学講師(医学部)。大阪大学医学部付属病院分院神経科医長。1967年大阪大学助教授(医学部)。1979年医療法人松柏会榎坂病院付属治療精神医学研究所所長。1997年退職。1950年医免許、1955年医学博士。1957年関西ロールシャッハ研究会創設に参加。1969年関西ロールシャッハ研究会、第1回初級・中級講座(現在第21回)。1978年第1回治療精神医学オープンセミナー(現在212回)
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