内容説明
子どもの心を理解すること、教育相談的な発想で対応することの重要性は、以前から問われている。このことが、日々の教育活動のなかで、どのように機能しているのか。本書では、この問いを直視し、“カウンセリング感覚”を大切にする学級教育の在り方を一つのテーマにした。子どもとのかかわりの実際場面を例示し、具体的に紹介。理屈・理論よりも、日々の教育実践の中から子どもの姿を見つめ、子どもの学習の事実を学ぶ。
目次
1章 21世紀時代を生きる子ども―その自己育成の視点
2章 子どもとかかわる8つの基本原理―カウンセリングの発想から
3章 子どもの人間関係づくり―豊かな学級生活のために
4章 教育相談の計画と活動の実際
5章 学級崩壊・不登校・いじめの問題
6章 問題行動の考え方と対応の実際
著者等紹介
有村久春[アリムラヒサハル]
昭和23年、鹿児島県生まれ。都留文科大学卒業。東京都公立学校教員、青梅市及び東京都教育委員会指導主事、青梅市教育委員会指導室長、東京都三鷹市立第一小学校長・兼幼稚園長を経て昭和女子大学専任講師、平成13年より同大学助教授。学校心理士、日本特別活動学会常任理事、日本学校教育相談学会調査研究委員、日本生徒指導学会常任理事、全国特別活動研究会顧問
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