内容説明
武蔵野の一隅に生まれ育ち、七十年以上もそこに住んでいる詩人。その庭にやってくる狸、兎、蛙、蝉、天道虫、蝶そして露草など鳥獣虫草と、日本の原風景や民俗信仰などを幅広くとらえ、瑞々しい感性で描いた、待望の新詩集。
目次
土筆橋
うさぎ
ミンミン蝉
あげは蝶
たぬき
庭のうさぎ
天道虫
友情
敵
エンマコオロギ〔ほか〕
著者等紹介
菊田守[キクタマモル]
1935年東京・中野の鷺宮生まれ。詩集に1993年『かなかな』(第一回丸山薫賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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