内容説明
『方丈』は著者の第一句集であり、平成五年より十二年までの三百句を収めた。句の配列は、四時の移ろいに従った。集名の「方丈」は、一丈四方の簡素な空間をさすとともに、神仙の住む三つの島(蓬莱、方丈、瀛洲)の一つでもある。『史記』は「未だ至らずして、これを望めば雪のごとし」と、この島の俤を記している。
著者等紹介
坂内文応[サカウチフミオ]
昭和24年9月9日新潟県生まれ。昭和45年大岡頌司「鵞」に、安井浩司「唐門会」に参加。平成5年長谷川櫂主宰「古志」創刊とともに入会、現、同人会長。現在、曹洞宗龍沢山双璧寺住持(僧名・ぶんのう)
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- 和書
- 罪人詠みしうたなれど