出版社内容情報
くずし字を学ぶことは古文書を読むためには必要不可欠。古文書が導いてくれるのは知られざる過去のいきいきとした姿だ。
しかし、くずし字を学ぶことはそれだけではない楽しさに浸からせてくれる。それが「くずし字を覚える」⇒「文字を発見する」⇒「読める文字が増えていく」⇒「文章の意味が見えてくる」この過程なのだ。
近世の古文書で統一された漢字のくずし。それを「5つの解読攻略法」で漢字を分類し、効率の良い学習法をお伝えする。それが……
①単漢字を押さえる
②表記が特殊な文字を押さえる
③頻出漢字に慣れる
④異体字・旧字を覚える
⑤偏旁冠脚から攻める
随所にテストが登場し、何度も振り返りながら叩き込む。最後に古文書からの演習問題を掲載した。どれだけの文字が読めるようになっているか挑戦しよう!
内容説明
5つのアプローチで漢字のくずし字が習得できる!かつて寺子屋に通う子どもたちが読んだ文字。だからあなたも大丈夫!いつか古文書をスラスラと読んでみたいと思うなら、読める文字を増やしていくしかない!
目次
第1章 漢字を分類して覚える(単漢字;特殊文字;頻出漢字;異体字・旧字;“補編”変体仮名とその字母の漢字)
第2章 部首による漢字解読攻略法(偏旁冠脚から攻める!;部首編の漢字の復習問題)
第3章 演習問題
著者等紹介
小林正博[コバヤシマサヒロ]
1951年東京生まれ。博士(文学)。現在、一般社団法人古文書解読検定協会代表理事、日本古文書学会会員、東京富士美術館評議員、学園都市大学古文書研究会顧問。生涯学習インストラクター古文書1級、博物館学芸員、図書館司書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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