近世版本くずし字大字典

根岸 茂夫【監修】/天野 清文【編】

柏書房（2024/03発売）

• サイズ A5変判／ページ数 1146／高さ 22cm
• 商品コード 9784760155606
• NDC分類 022.31
• Cコード C3521

内容説明

著名な作家から庶民までもが作成した１９０点以上の版本から、「漢字編」では４２，０００の漢字と熟語、「仮名編」では３，０００の仮名と言葉を収録。収録された「くずし字」にはすべてその出典を明記。新字と旧字、異体字、旧仮名遣い、振り仮名を収録。１００頁に及ぶ索引では、見出し漢字＆用語が音訓両方の読みから引ける。「版本への招待」として、１９種の版本を解読実習。様式までもがわかる。

目次

版本への招待（版本とはなにか；版本を読む）
漢字編
仮名編（変体仮名一覧；片仮名一覧；変体仮名用例）
付録

著者等紹介

根岸茂夫［ネギシシゲオ］
１９５１年東京都生れ。國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程修了、博士（歴史学）。現在、國學院大學名誉教授。各地の史料保存・文化財保護に関わっている

天野清文［アマノキヨフミ］
１９５３年静岡県生れ。立教大学文学部史学科卒業。現在、天野出版工房代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[鴨の入れ首]

2024年刊。図書館本です。元禄時代から江戸時代末期までに出版された有名版本から「崩し字」（草書体）を取り出して比較した大字典です。大きな字で読みやすく、また多くの字が記載されていて非常に興味深い本でした、崩し字の読み方を習得すれば、日本人の世界はきっともっと豊かになるだろうなと思えてきます。ユニークで面白い字典ですね。

2025/05/24