内容説明
偉大な発明はただ一人の人間によって作られたわけではない。そこには、歴史に残らなかった幾多の協力者、ライバルもいた。新たな発明は、さらに新たな発明を生み出し、世界全体を変えていく。そして、私たちの体は、発明の進歩に追いつけず、変調をきたす。
目次
第1章 交流する―小さな金属ばねと振動する鉱石によって時計の性能がアップしたおかげで、私たちは時間に合わせて暮らせるようになったが、貴重な何かを見失うことにもなった。
第2章 結ぶ―鋼鉄は鉄道レールとしてアメリカを一つにしたが、文化の大量生産もうながした。
第3章 伝える―初めは鉄製で、後に銅製になった電信線が、コミュニケーションの高速伝達方法を生み出して、情報を形作り、そして意味を形作った。
第4章 とらえる―写真感光材料は、目に見える方法と見えない方法で私たちをとらえた。
第5章 見る―炭素フィラメントは暗闇を押しのけて、そのおかげで私たちはよく見えるようになったが、それと同時に私たちの目を覆って、その過剰さの影響が見えなくなった。
第6章 共有する―データの磁石粉は共有することを可能にしたが、共有を止めることを困難にもした。
第7章 発見する―実験用ガラス器具のおかげで、私たちは新しい薬を発見し、またエレクトロニクス時代への秘密を発見することになった。
第8章 考える―原始的な電話交換機の発明は、コンピューター用シリコンチップの先駆けになったが、私たちの脳の接続方法も変えた。
著者等紹介
ラミレズ,アイニッサ[ラミレズ,アイニッサ] [Ramirez,Ainissa]
材料科学者で人気の高いサイエンス・コミュニケーター。ブラウン大学とスタンフォード大学を卒業後、ベル研究所の研究員を経て、イェール大学とマサチューセッツ工科大学で教鞭をとる
安部恵子[アベケイコ]
翻訳者。慶應義塾大学理工学部物理学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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