内容説明
「生きづらさ」から抜け出す視点は仏教にあった。不安や悩みを抱えながら今を生きるわたしたちにとって、「智慧」を知ることはよりよく生きるためのヒントとなる。
目次
第1章 「心が揺れてしまった時」に読みたい3つの法話(将来への選択;隣人との比較;子育てに正解も不正解もない)
第2章 「優しくなれない時」に読みたい3つの法話(笑顔でいるために;相手に対して寛容に;完璧主義は自分を追い込む)
第3章 「ストレスを感じた時」に読みたい3つの法話(愚痴は良いもの悪いもの?;気持ちが充たされない時;イライラをなんとかしたい)
第4章 「しょんぼりした時」に読みたい3つの法話(コミュニケーションは難しい;喪失感が癒えない;生まれてきた意味)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
げむ
5
YouTubeで著者を知り本書を読んだ。爽やかな好青年という見かけに柔らかい語り口で恐るべき好感度をお持ちの方。些か経験値の浅さが体験談から感じられる時もありますが好感度がそれを凌駕してくるのは著者の持って生まれた徳なのだろうと思う。 それに高尚なお坊さんから同じ講話を聴くより堅苦しくもならない気がする。2020/12/04
Go Extreme
1
智慧:物事の真理を知り、心の迷いを打ち破る→「見方」「考え方」「とらえ方」変化 仏教:絶対者の存在認めず 外相:外からの見た目 弄花香満衣 自分自身を見つめる→清く正しく生きる 慚愧:至らぬ自分を反省 笑顔:余裕と努力 旗のような柔軟さ 村上春樹:規則正しさがすべてをうまく平準化 正命:正しい生活を続ける 注文を間違える料理店 らしさに囚われる→ありのまま失う 胎蔵界:慈悲の世界 金剛界:知恵の世界 曼荼羅:多様性・平等 無記:答えようがない・答えは後からついてくる 自灯明法灯明 シンプルじゃろ2020/05/03
ゆうゆう
0
ざわついた気持ちを整理する。自分自身の行いを見つめ直し、見つめ続ける。価値観は人それぞれ。規則正しく生活する。許す。受け入れる。言葉の乱れは心の乱れ。心身ともにゆっくり休む。受け止める。歩み寄る。寄り添う。丁寧に生きる。→自分と向き合う。2021/01/03
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