内容説明
先の見えない10年後に、私たちの住まいはどのように変貌しているだろうか?急増する空き家、頻発する自然災害、少子高齢化と人口減少、巨額な財政赤字、労働力不足と移民問題、AI化の進展…新たなるパラダイム構築を目指して、住宅研究の第一人者が存分に語り合う。
目次
序 住宅研究のフロンティアはどこにあるのか
第1章 「定常型社会」への移行に向けた地域居住空間の再編
第2章 20世紀後半の居住システムの崩壊と「後退戦」への臨み方
第3章 地球環境時代の住宅と建築の歴史研究
第4章 健康な住宅、健康な都市のありよう
第5章 都市への権利
第6章 住宅所有と社会変化
第7章 住宅研究というフロンティア
第8章 住総研創立70年記念シンポジウム討論・住宅研究のフロンティアはどこにあるのか―10年後の未来に向けて、私たちは何をしたらよいのか